
黒糖焼酎のマロングラッセ☆
栗菓子、マロングラッセなどは来シーズンの秋冬まで封印。
と思っていたけれど、日本橋三越デパ地下で目に入った「黒糖焼酎のマロングラッセ」が気になり売り場を3周。
K「大きな買い物は迷わないのにこの手のものは迷うんだよねぇ」
夫「大きな買い物、もっと迷ってください。留まってください!」
イメージと違ってガッカリしたくないな…と一番小さな4個サイズで買ってみました。
日本の四季折々(セゾン)を感性豊かに提案をする日本のショコラトリー「メリーチョコレート」の“Saison de Setsuko”(セゾン・ド・セツコ)のもので、新潟・長岡の老舗酒造「朝日酒造」の黒糖焼酎「朝日」を糖蜜にいれてイタリア産の大粒栗で作ったというマロングラッセ。
包みを開けると真空パック。しかもとても開けやすく、手も汚れず。
このあたりの日本メーカーの配慮には感心するばかりで、これが当たり前だと慣れてしまうと海外の簡易包装やなっかなか切れないパッケージにはイラっとしてしまうことも…。
ところでこの「セゾン・ド・ セツコ」を私が初めて知ったのは随分前のパリでのチョコレート展、“Salon du chocolat Paris”でした。
そのジャパネスクな花鳥風月がデザインされたショコラは当時一際目立ち、パリっ子たちがブースに押し寄せていました。
「トーキョーチョコレート」は2016年、2017年と2年連続で最高位金賞受賞だそう。
さて、帰宅早々アイスコーヒーと共にいただいてみると、ブランデーなどの洋酒に漬けたマロングラッセとはまた違った美味しさ。
蔵元自ら栽培する無農薬有機栽培のサトウキビから抽出した極上の黒砂糖と米の麹で生み出されたという「朝日」は栗との相性は抜群。
味わいは和なのに洋、ヨーロッパなのに日本、まさにそのまんまに和洋折衷スイーツ☆
ただ甘いだっけのマロングラッセとは違い、薫る焼酎とのバランスが絶妙でちょっと大人味。
女性はもちろんですが、来月の父の日ギフトにも喜ばれそうな一品です。
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