
大盛況の英国展☆
パリの1枚☆
時々マルシェでシュークルートをテイクアウト。
1人分でも結構なボリュームです。
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只今、伊勢丹新宿店本館・催物場で開催中の「英国展」へ行ってきました。
平日のお昼過ぎ、それほど混雑していないだろうと思っていたら想像をはるかに超える大盛況ぶりにまずは驚きました。
食器や雑貨、ファッションアクセサリーのチェックはほどほどにお目当ての食品エリアへ。
スコーン、紅茶、ジャム、チーズ、スイーツ、お惣菜などが所狭し状態のお店前に人、人、人。
一瞬その人混みに怯みそうになったものの、せっかくここまで来て手ぶらじゃ帰れないだろっ!と鼓舞して中へ。
サーっと軽く全体をチェックした後、まずはブリティッシュデリのSwan&Lionm(スワン&ライオン)でパイ選び。
ロンドンのパブ飯、パイもの大好きなのです♡
ミートパイ色々、パンプディング、クランブルなどいずれも美味しそうな中から選んだのは食事系パイ3つ。
ビーフパイにイギリスを代表するブルーチーズ・スティルトンをプラスした「ビーフ&スティルトンチーズのパイ」、ローストチキンと炭火焼きのボロネギ&キノコ類を入れた「チキン&マッシュルームパイ」、ベーコンとイギリスのチェダーチーズにタマネギの濃厚なクリームソースを合わせた「チーズオニオンベーコンパイ」。
お次はいくつかのチーズ店をチェックし、試食が美味しく、店員さんがとても可愛くキュートだった“ LAMMAS”(ランマス)で選んだのは、「シュロブシャー・ブルー」。
Colston Basesett(コルストン・バレット)社のもので、こちらで日本で初めて直接輸入しているのだそう。
もちろんフランスのチーズは豊富で美味しいけれど、個人的にはイギリスのチーズもかなり好き。
このシュロブシャー・ブルーはねっとり感にバターのようなコクで、青カビのピリッと感が程よく、これはしっかりめの赤ワインにぴったり。
ところで、そもそもこの「英国展」に行こうと思ったきっかけは、これ↓↓
特設サイトで見たスコーンがどうにも気になり、食べたい衝動を抑えきれず。
会場に集まっている皆さんも同じようで、ひときわ賑わっているのがスコーンのお店で、いずれも行列。
中でもこの時、一番長い行列をなし「ここが最終尾」看板まで出ていたのが、“The Langham London”(ザ・ランガム・ロンドン)。
基本的には行列嫌いですが、案外進みが早いかも!と並んでみました。
どんどんスコーンは焼かれ、オーダーから会計まではさすが日本!さすが伊勢丹!の手際の良さ。
オーダーを受ける人、包む人、レジの人と流れ作業が素晴らしく、スピード命的な早さに感心しきり。
このテキパキ度、諸外国にはなかなか無いんじゃなかろうか…。
ここではアールグレー、イチジクとナッツ、クリスマススコーンの3個。
ランガムホテルはロンドンで1番の老舗で、アフタヌーンティーは1865年にランガムホテルのパームコートで初めて開かれたと言われているそう。
いつかランガムホテルで楽しむアフターヌーンティーを妄想しつつ、いただきました。
オーブンで温め直すと、その甘く香ばしい香りが素晴らしい。
こんなに香るスコーンは初めてかも?!
シナモンを効かせたクリスマススコーンには、クリスマスらしく赤いクランベリー、雪に見立てたホワイトチョコがアクセント。
そしてスコーンに欠かせぬクロテッドクリームは、各スコーンのお店で販売。
それは「英国ロッダ社」のもの☆
コクがあるのに食べると後味はスッキリとする重さを感じさせない口どけの良いクリーム。
2軒目のスコーンは、“ Benoist”(ベノア)でお求め。
ミルクティーに合う「メープル」、ジュンパナ茶園の中でも最も芳醇なダージリン・オータムナルを使った「ジュンパナオータムナル」、リンゴが入った「アップル&ティー」の3個。
朝食にもぴったりと言うことだったので、先日買ったラデュレの紅茶とともに「ジュンパナオータムナル」でブレックファースト。
ママレードを添えたのですが、このスコーンには蜂蜜もとても合うそうです。
他にも「ブリティッシュケーキハウス」、「アンダーグラウンドベーカリー」、「ハフキンス」、「バルドリーズティールーム」、「ガレット&ビスケット」(11月4日午後1時から4時まで)などが出店され、スコーン好きにはたまらない英国展。
当初はスコーン全20種狙いで出かけたののの、やはり苦手な人混み&行列で結局2軒であっさり戦線離脱。
人混みはやはり疲れますね…という言い訳で夕食は手抜きでコレだ!
UKでテイクアウトNo.1と言われたらテイクアウトしないと!
これにサラダとチーズで英国ディナー出来上がり☆とメニューも決まったところで、
Kingfisher Fish & Chipsのフィッシュ&チップスを買いました。
これまた大好きなパブ飯。
とは言えテイクアウトなので作りたての美味しさに比べたら…と期待値ちょっと低めで買ってみたことろ、
オーブンで温めると美味しそうな香りが漂い、それぞれの油もちょっと切れ、つまみ食いしたポテトはホックホクな美味しさ♬
ちゃんとモルトビネガーがついてるところもさすが本場。
(英国ではハンバーガーにもビネガーをかけたりするらしい)
更に感激したのはタルタルソースの完成度。
味変用の自家製粒々マスタードとの相性もよし☆
最初は「手抜きなディナーだな…」と言っていた夫、揚げ物、フィッシュ&チップスにはなかなかうるさい男が、
夫「これ、テイクアウトとしてはめちゃくちゃ旨いんだけど♡」
K「この白身はやっぱり鱈?でも何より、この美味しさのポイントは揚げ衣かも?」
夫「確かに!サクッとして全然グリーシーじゃないね〜」
K「何油で揚げてるんだろ?」
夫「明日もう一回買ってきたら?」
K「・・・。」
夫「ところでフィッシュ&チップスといえばビールなんだけどないの?」
K「ないです。買い忘れました。なのでこのリースリング。ちょっと味見したけどめちゃくちゃ美味しいよ、このなんとかバッハ。2009年だって。」
夫「アルザスのトリンバッハだよ!!美味しいに決まってるだろっ。そこそこ高いのに、そんな気楽に開けられちゃって…」
パプ飯に上質ワインを楽しだちょっと英国なディナーでした。
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