久しぶりに解禁日☆
パリの1枚。
素朴に美味しいマルシェのケーキはホールサイズでこのお値段とはリーズナブル。
ガツンと甘いもの多し…。
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このブログでも何度か書いてますが、パリに暮らして初めて迎えた晩秋のボージョレヌーヴォー解禁日の盛り下がりぶりには驚きました。
それまで日本で毎年大盛り上がりのニュースを見ていただけに、昔ほとんど赤ワインが飲めない私でさえも11月第三木曜日は友人たちと新酒を楽しんでいたものだから、それと比較すると近所のビストロ・レストランでも、アパルトマンの大家さんや管理人さんに話題を振っても「は?」なリアクションにパリじゃさほど盛り上がらないことを思い知りました。
以来、パリで迎えるボージョレヌーヴォー解禁日はほとんどスルー。
が、今年は日本♬
やっぱりなんとなく飲みたくなって、気がついたらスーパーで買ってしまいました。
女性醸造家オーレリー・ド・ヴェルモンさんのワイン。
解禁日にこうしてちゃんと飲むのは何年ぶりでしょう?!
今年の実りに感謝して松茸と一緒に。
香る松茸(でも外国産)&銀杏にボージョレで乾杯。
さてボージョレヌーヴォーは軽いワインなので軽めの料理が合うのでしょうが、そんなマリアージュも考えてもなかなか思い浮かばず…。
とりあえずパスタ!
行きつけイタリアンレストランのシェフに教えていただいたオススメ乾麺“MANCINI”(マンチーニ)のリングイネを使ってみることに☆
自社栽培小麦100%で作るPASTA MANCINI(パスタ マンチーニ社)はイタリアの小麦産地マルケ州にあるパスタメーカー。
パスタの絶妙なコシと歯ごたえを追及し、レバンテ種とサンカルロ種という二種のデュラム小麦を独自の配合でブレンド。
室温40度、80-90時間かけてゆっくりとパスタを乾燥させる低温長時間乾燥によって小麦本来の色と香りをそのままとどめることができると。
確かに香りが良く、手触りは表面がザラザラ。
そのザラザラ感はソースがよく絡むはず♡
原木椎茸のミンチもたっぷり加えたシンプルなミートソースでいただきました。
改めてボージョレで乾杯。
コシがあり、もっちりしたとても美味しいパスタマンチーニは本当に美味しいパスタです☆
メインはチキンのクリームソース。
余った原木椎茸をたっぷり入れて。
つけ合わせには最近繰り返し気味の、、カリフラワーのローストチーズ載せ。
最後に黒トリュフパウダーをほんのりかけたらボナペティ。
という訳でボージョレヌーボーを主役に日伊仏折衷な料理で楽しんだ解禁日の夜でした。
それにしてもこんな風に自宅で各国の料理を日常的に楽しむのは日本ならではなのかもしれない。
中華、韓国、ベトナム、タイ、インドなどのアジア料理はもちろん、イタリアン、フレンチ、タコスなどの中南米料理、etc…、更に独自発展の洋食文化も日本ならでは。
私の知る限りでは生粋のフランス人の友人は基本的には自宅ではフレンチだし、アメリカ人はアメリカン、オーストリア人はハンガリー・オーストリア料理だと聞きます。(時々は自宅で外国料理も作るものの頻繁ではなく、外国料理は基本外食だと)
色々なものを楽しめる日本人で良かった、そんな気もする今日この頃です。
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