Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

みんな大好きな甘い夜☆

H「ケーコ、この1枚はブログネタに!東京のメトロのラッシュアワーはこんな感じ?!」

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と言われて撮った1枚は珍しくリフト渋滞。

普段これほどの人混みになることは稀なチュルス村のスキー場ですが、週末、時間帯、天候、他のリフトの運行状況などいくつかの要因が重なるとこんな人混みになることも。

と言っても6人乗りの高速リフトなので大した待ち時間もありません。

という訳でスキー合宿最終日も天候に恵まれ、山頂へ。

私の立っているこのポイントで2メートルの積雪(足下の標識がほぼ埋まってます)ということで、今シーズンも雪が多いことを実感。

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滞在中にまとまった雪は降らなかったので誰も滑っていないような斜面や谷、フレッシュスノーは徐々に無くなってしまったけれど、私としては十分に滑り倒しました。

足の疲労もピークのようで滑り終えてなんでもない平らなところに来ると安心して足の力が抜けて転ぶ有様。

でもへリーも夫も助けに来ない…レディに手を差し伸べてよね…とブツブツ言いながら一人で起き上がります。

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それにしてもこの地の雪質は本当に素晴らしい!!

サラサラでフワフワ。

転んで雪がついても立ち上がると砂のようにとサーッと落ちてしまう。

湿り気がないので容易には雪玉も作れません。

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こうして滑りきったスキー合宿2019@オーストリア、ホテル前に生還してスキーを外したら白目状態…。

終わったーっ!!と声に出して叫ぶ。

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そして最終日の夜がホテル名物の「デザートビュッフェ」の日となりました♬

が、その前にここに至るまでの連日のデザートは今年は一段と美味しかったのでちょっとだけプレイバック。

まず最初に到着日のランチにいただいたのは、ここでは初めての苺のロールケーキ。

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苺クリームたっぷりですが、甘さ控えめでかなり軽めの仕上がり。

この一品で去年とパティシエが違うのでは?!と思いました。

パンナコッタもキウイフルーツの酸味がイイ♡

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夫「すごい顔がニヤニヤしてる…」

K「いや〜、今年のデザートは絶対的に美味しい♡私もまだ別腹があったことを実感中♡」

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オーストリアは粉物デザートが多い?!

昔は底なしに楽しめた粉物も連日食べていると正直ちょっと飽きを感じるようになってきたものの今年は違いました。

ドーナツか〜と思いきや、

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その中は丸ごとフィグ(イチジク)。

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Powidltascherl(発音できない…)は餃子のようなルックスですが、ちょっと厚めのクレープ生地のようでモチモチ食感。

粉糖とナッツパウダーがかかり、中にはプラムジャム。

これもサイズが小さいのでペロリ。

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ドイツ語名をメモし忘れてしまったのですが、英語では単にナッツクリームのブリオッシュケーキと記されていたもの。

「ブリオッシュ」というより、これまたとても軽い「パフ」の印象。

手のひらでギュッと潰したらぺちゃんこになってしまう感じ。

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中にはクルミのクリーム。

添えられたベリーソースの酸味とのバランスがいい。

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そしてすっかり大好きになったオーストリア菓子が、オーストリア・ドイツ版パンケーキ“Kaiserschmarren”(カイザーシュマーレン)。

捻ったパンケーキ生地にクランベリーソースをつけていただく。

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スキーで体力をおもいきり使うので自然と甘いものを欲します。

それにしても今年のデザートはいずれも甘さが控えめ、テクスチャー軽めに感じていたのでパティシエはどんな人かと思いながらデザートビュッフェへ行くと、やはり去年と違う!

今年からシェフパティシエに就任されたエドモンドさん。(若っ!)

メレンゲのような白くてツヤツヤなお肌に見惚れる…。

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こうしてお客さんの前に出ることはまだ少ないそうで、ちょっと緊張気味な様子。

用意されたケーキを一通り説明していただきました。

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これだけの種類とボリュームを用意するのは大変なこと…!

私など自宅でケーキを1台焼くだけで精魂尽きるのに。。と、私と比べる話ではないない。

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毎年このデザートビュッフェの日は宿泊中の子供達は大喜び。

そして子供だけでなく、大人もみんなデザートを前にして終始笑顔。

デザートは人を幸せな気持ちにさせるよね…と実感します。

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定番デザインのスイーツも多かったけれど去年までとはやはり甘さ度合いが違う。

ヘルシー傾向です。

fullsizeoutput_1af6.jpg今年はミニャルディーズサイズの小さいものも豊富。

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数ある中でエドモンドさんに質問。

K「一番のオススメはなんですか?」

E「うーん、、全部オススメしたいから選ぶのは難しいです!」

K「じゃ、エドモンドさんの一番好きなものは?」

E「2つあります!1つはフランボワーズのケーキともう1つはマンゴーのムースです」

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という訳で、エドモンドさんが指し示してくれた好きな2つを入れて、スワンのシュークリームとアップルクランブル、バニラアイスを取りました。

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夫「俺はこんな感じ。ビジュアル的には俺の方が綺麗だな。どーよこのフルーツ使い?」

「マジパンケーキ、マジうまっ!(←ダジャレでしょうか…スルーしました。お皿手前の白いものです)

K「基本、私は映え〜狙いじゃないんで。食べたいものだけ♡」

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夫「ところでフリードリヒさんもみんなと同じようにこのデザートビュッフェ取りに行くのかな?」

K「いつも通りチョコアイス?!」

と隣りを伺っていると、彼は行きませんでした。

いつものチョコレートアイスも食べず「グーテナハト」(おやすみ)と早々にダイニングを後に。

こうして連日のデザート、最後のデザートビュッフェも大いに楽しんだのですが、振り返ってみて今年の私のNo.1デザートは、フリードリヒさんに習って後半戦にリピートした「チョコレート&バニラアイス」。

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その上からホットチョコレートソースをかける〜。

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このホテルメイドのアイスはここ数年食べたアイスクリームの中ではダントツな美味しさ♡

ポカポカの室内から雪山や夜空に舞う雪を見ながらいただくアイスクリームは最高でした。

 

☆引き続き “Belle et Bonne Blog”も絶賛更新中☆

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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