岡埜栄泉総本家 いろがみ☆
パリの1枚。
モリッと濃いめのピンクの八重桜が多いパリ。
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東京のパトロールエリアの一つ麻布十番界隈。
そこに昨年和菓子の老舗 岡埜栄泉総本家が新たにオープンしたコンセプトショップ「いろがみ」にようやく行くことできました。
小さな店内には美味しそうな和菓子がずらり。
入れ替わり立ち替わりにお客さんがやってきては、私のようにあれこれ躊躇することなく「〇〇ください」と即オーダー。
皆さんよくご存知の様子です。
こちらの麻布十番店「いろがみ」は、これまでの和菓子の常識を覆す新たなチャンレジなのだそう。
例えば、どら焼きは歯切れの良い生地にするために灰分も多いフランス産の小麦粉、発酵バター(エシレ)使用など。
「ちょうど焼きたてです」
と店員さんがその「香りのバターどら焼き」を奥から運んできました。
出来立てですから買ったそばから近所の公園でパクつきたいところをどうにか我慢して足早に帰宅。
その甘く優しい香りを思いきり吸いこんだ後に、ちょっと中をチェック。
うわっ♡ ぷくぷくの粒あんの中にいい感じにバターが溶けておりますね。
これは美味しいに決まってる…♡
実際とても美味しかったし、美味しいフランスと日本の出会い、ヌーヴェルバーグな美味しさ!?
ギュ〜っと石川県能登産の美味しさが詰まったような豆大福は大納言の粒あん、お餅はもち米「かぐら」、お塩は揚げ浜塩田で作られた「いろがみ」特製塩、全て能登産。
そして季節の桜餅は関東風「長命寺」と、
関西風「道明寺」を食べ比べ。
今回私があれこれ迷っている間に美味しいものを知る風のマダムたちが次々にオーダーしていたのが「能登産大納言金つば」。
東京にはほとんで出回ることがないと言われる貴重な大納言だそうで、ゴロゴロと大粒で皮が柔らかく、大納言をギリギリの甘さに抑えて炊き上げた一品だそう。
普段「金つば」はあまり食べないのですが、これは是非次回食べてみようと思います。
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