WEDGWOOD☆フロレンティーン ターコイズ
毎年楽しく悩む大晦日のディナー。
「大晦日」はフランス語では「Le réveillon 」(ル・レヴェイヨン)と言いますが、フランスでの一般的なréveillon 、大晦日ディナーと言ったら、 前菜はフォアグラ、生牡蠣、スモークサーモン、キャビアなどをいただき、メインディッシュは、七面鳥、鴨、ビーフなどのロースト肉、チーズ、デザートという流れ。
(↓キャビアの名店Petrossian)
なので過去にパリで迎えた大晦日は、概ねそんな感じで悩むことはなかったのですが、日本にいると、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉、マグロ三昧等々、和食はもちろん中華やイタリアンでも!と悩ましい。
ここ何年か我が家では、大晦日の定番は牡丹鍋でしたが、今年は和洋折衷となりました。
そして今年最後、来たる新しい年は、お気に入り食器をもっとガンガン使うことを決意。
まずはこれだ!と『WEDGWOOD』(ウエッジウッド)の「フロレンティーン ターコイズ」。
19世紀後半から続く歴史あるパターンで、ボーダー状のデザインは16世紀の"グロテスク文様"を基に、ギリシャ神話の「グリフィン」がモチーフにしたシリーズです。
重厚感溢れるパターンですが、実際お皿そのものが重い☆
さて、前菜はフグ刺し「てっさ」。
一番好きな魚なフグを一年の最後にいただく口福感♡
北海道で買ってきた肉厚椎茸に生ハムのせ。
「大晦日だから」は、何かと贅沢しちゃう言い訳。
キャビアも奮発して50グラム缶をゲット。
キャビアの美味しさはもちろんですが、特筆すべきは、この穴子フライ。
これで買った穴子の4分1サイズなのですが、購入したのは麻布台ヒルズマーケットにある『麻布台やま幸鮮魚店』。
麻布台やま幸鮮魚店では、その場でフライのオーダーができるので、そこで揚げたてを持ち帰ること度々。
これが絶品!
じっくり丁寧に揚げられたフライは、衣は薄く、揚げ色も薄く、鮮魚の美味しさ、立派さを感じます。
ワインともボン・マリアージュ♡
そのワインは、大好きなフランス・ブルゴーニュのドメーヌ、Dom. Valette (ドメーヌ・ヴァレット)のもの。
これまた普段飲みではなく、Pouilly Fuissé Le Clos de Monsieur Noly 2003。
古酒らしい奥行きの広く、後味が綺麗に長ーーく残る美味しさに唸る♡
そしてこの日のメインは、これ!?
キルシュ、白ワインたっぷりの大人チーズフォンデュを楽しみました。
食後は、新潟から送られたレクチャ(写ってない...)とコーヒー、芋けんぴ。
日本らしく?!和洋折衷で楽しんだレヴェイヨンでした。
*****プチッとパリ*****
欲しくなる食器がいっぱいです。
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