セイロン島のSerendiva☆
西武渋谷店・デパ地下でお買い物。
帰ろうと思ったその瞬間、フワーッっと香った香りに思わず振り返ると、以前までMARIAGES FRÈRES(マリアージュ・フレール)のあったコーナーに新たなティー・ショップがありました。
それはスリランカ紅茶局公認のセイロンティー専門店“Serendiva The Tea Shop”(セレンディヴァ・ザ ティー ショップ)。
紅茶の本場セイロン島で140年の歴史がある名農園「AZ Tea社」直営の紅茶専門店で、単一農園で収穫された新鮮な茶葉を使用した紅茶を輸入販売。
流暢な日本語をお話しされるスリランカ人(?)らしき店員さんから色々茶葉を嗅がせていただくと、その素晴らしい香りにうっとり♡
最近はついスーパーで買える手頃な紅茶で済ませていたせいか、その香り高さは衝撃的。
紅茶好きなので何種類あっても嬉しいし、その時の気分とおやつ・スイーツに合わせて楽しみたい!とお得な「お楽しみ福袋セット」を購入。
決まったセットが入っていたのですが、親切な店員さんは気に入ったものに入れ替えてOKと。
という訳でこの7個。
今回初めて知ったこちらのブランドは、2012年にスタートした比較的新しい紅茶ブランド。
市場に出回っている商品は紅茶の木が1本もないヨーロッパブランドばかり。紅茶の苗木を植えることから消費者の口に入る一歩手前までしっかりスクリーニング&管理、国家の認める品質レベルと安全基準で栽培されたセイロン紅茶を更に一流のティーテイスターが厳選した紅茶のみを扱う“Serendiva The Tea Shop”(セレンディヴァ・ザ ティー ショップ)。
金色の缶に茶葉50グラム入りで、約35種類。
お店で試飲をさせていただくと普段飲んでいるものと比べるとグッと香りが高いのはもちろんですが、えぐみが少なく、エレガントな味わい。
ついでに店員さんから簡単に美味しい紅茶の淹れ方も教えていただきました。
(↑本物の天然ベルガモットエキスを使用した未経験の味!と感激した地中海沿岸で育ったベルガモット使用の「アールグレー」)
☆えぐみの出ない美味しいストレートティーの淹れ方☆
①ポットに茶葉を入れる。小さな茶葉は小さじ1杯、大きめ茶葉は小さじ2杯。
②沸騰したてのお湯400CCを、30〜40センチの高さから注ぐ。
(濃いめが好きな場合は、お湯は300〜350CCに)
③ポットを上下に30〜40回上下させた後、茶葉を回転させるように40〜50回スプーンでかき混ぜジャンピングさせる。
④茶葉を取り出す。3〜5分蓋をして蒸らし、少し冷まして(10分くらい)して完成。
水はこちらの紅茶は軟水が適しているそう。
(↑ミックスフルーツとフラワーで華やかな庭を表現した甘酸っぱい味の「エデンの庭」)
紅茶は一日3杯飲むのが健康には良いのだそう。
その効果は発酵食品の一種なのでポリフェノール類、カルシウム、ビタミンB群、フッ素、ミネラルなどを豊富を含み骨粗鬆症予防、抗菌作用、がん予防効果、風邪・インフルエンザ対策、有害成分排出、消臭効果、虫歯予防、ストレス解消等々。
(↑マルコポーロ似のブラックベリーとバニラのフルーティーな味の「セレンディピティー」)
カフェインが多いと言われがちですが、1杯あたり30mgでほうじ茶などと同じくらいで意外と少なく、妊婦さんの妊娠初期の胎児の骨形成、中枢神経形成のカルシウム、ビタミンB群で風邪予防、高血圧対策にも効果的だそう。
こちらは「プレミアムセイロン」。
こうして茶葉の香りを嗅いでいるだけで、かなり癒され、幸せな気持ちになります。
プレミアムセイロンは、マスカット風味でシャンパン色が上品、セイロン最高峰のヌワラエリヤの茶葉を使用。日本では流通量の少ないマスカット風味の甘くて美味しいFBPF1グレードの紅茶。
ミックスフラワーの香ばしい香りと蜜が奏でるハーモニー、薔薇等の甘い花の香りが漂う甘く美味しい癒し系紅茶の「セヴー・ヴエナム」。
フレーバーティーは好きですが、人工的な香りのものも少なくない中で、こちらのものは天然由来なので香りを嗅ぎ続きても鼻が疲れない感じ。
レモンピールとエキスが入った自然なレモンの香りと味がする「レモンティー」。
フレッシュなレモンを絞ったかのような酸味と香りの紅茶には驚きました。
今回購入したものはどれも美味しく、良い香りのなのですが、個人的にはこの「レディーグレー」を嗅いだ瞬間、心を鷲掴みにされました(//∇//)
最初はオレンジ、次にベルガモット、最後にレモンと香水のように徐々に香り、そのブレンドのバランスの良さに感激。
さて今日は何を飲もう?と毎日のちょっとした楽しみになっている“Serendiva The Tea Shop”(セレンディヴァ・ザ ティー ショップ)の紅茶たちです。
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