
薔薇の香るSt. Patrick's Cathedral☆
☆NYブログ☆
五番街をパトロール。
高層ビル街の中にニョキッとそびえている、全米最大のカトリック教会『St. Patrick's Cathedral』(セント・パトリック大聖堂)。
尖塔は、高さ約100m。
日頃のあれこれ&またNYにやって来れたことへの感謝のお参りへ。
思わず、ワオ!(リアクションがどんどんアメリカンになってきた…)と驚き、感激させられたのは、入口を飾る圧巻の薔薇のアーチ。
佳い香り〜♡
その芳香とゴージャスな様子は、この大聖堂に似つかわしい。
更に驚いたのは、その花は入口だけでなく聖堂内にもふんだんに飾られていたこと。
ゴージャス☆
そんなセント・パトリック大聖堂については、4年前のブログにも書いてますので今回はよりざっくりと。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/bergdorf-goodman.html )
ただこれだけの生花で彩られると4年前とはまた全然違った印象です。
そして以前と変わったところは?と見てすぐに気がついたのは、蝋燭代の支払いにカードやスマホが使えるようになったこと。
日本でも最近は、お寺や神社のお賽銭がキャッシュレス対応可能なところがあるようですが、教会もそんな感じなのですね。
それにしてもこの大聖堂は広く、明るく、白い。
白い大理石を使ったデザインは、19世紀にアメリカで活躍した建築家のJames Renwick Jr.(ジェームス・レンウィック・ジュニア)によるもので、このネオ・ゴシック様式(ゴシック・リバイバル様式)はドイツのケルン大聖堂を模したものだそう。
教会の建設着工は1858年。途中南北戦争を挟み、1878年に完成。
中央の主祭壇は、真っ白な薔薇で彩られ、
一番奥の礼拝堂(ガラスドアで仕切られ、撮影不可)の隣には、あのジュエリーブランド「ティファニー」によるデザインの黄金の祭壇があります。
教会内の左右に並ぶ20もの祭壇も色とりどりの花が添えられ、どこもかしこも華やか。
絶え間ない芳香とステンドグラスからの光を全身に浴びならのお参りで、このタイミングでここに来れたことがとてもラッキーに思えました。
製作に3年を要したという入口の上方にあるパイプオルガンですが、そのパイプ本数は7855本。
オルガンの上にあるのが、シンボリックな直径8mのバラ窓。
また、座席数は約2400。
天井が高いので、一段と自然光が取り込まれ、その青を基調にしたステングラスのパネルは約2800枚と、さすが全米No. 1のスケールです。
とても天気が良かったこともあり、真っ白な空間にステングラスが映えまくりでした。
ここには日中しか来たことがないのですが、日没の暗くなってからはまた違った雰囲気で、より荘厳で幻想的だと聞いているので、次回は是非夜に訪れたいです。
最後に天井を見上げ、再訪を誓って春の薔薇香るSt. Patrick's Cathedralを後に。
*****おまけのオランダ*****
この春、子供の教育のために一家でオランダに移住したIファミリーから届いたオランダ便り。
やはりチューリップだらけらしい。
NYのチューリップは、そろそろ終わり。
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