
T'astous(タストゥー)☆
カジュアルなフレンチ、ビストロ料理が食べたい!
という訳で以前から気になっていた港区麻布十番にある“T'astous(タストゥー)”というお店のディナーに出かけました。
2018年から「ミシュランガイド東京」でビブグルマンに掲載され、美味しくコストパフォーマンスが高いことでこの界隈では人気の一軒。
過去に何度か女子会に!と予約をトライしたのですが、週末は特に人気で予約が取れませんでした。
店内はカウンター席とテーブル席が4つ。
現在はコロナ対策でお客さんの数を半分ほどに制限しての営業。
私達のテーブルも向かい合わず斜めセッティング。
私の傍らにはミシュランマン♡
長引くコロナ生活の中で、ご近所の飲食店を見ていてもその対応は最近はどんどん差が生じているように感じます。
こうして今もできる限りの対策をしているお店がある一方で、マスク無し、密、指先アルコール消毒も消極的?に見えるお店も。。
個人的には、今後もきちんとされているお店を選んでいきたいと思っています。
さて、今回は初めてだったこととお店の方からも「お得でオススメです!」というシェフのお任せコース料理MENU PARISIAN2(ムニュ・パリジャン2)をオーダー。
最初の乾杯シャンパン付きなのも嬉しい☆
キンキンに冷えたドライなシャンパンと共にアミューズは、レンズ豆&ウズラの卵と黒トリュフを模した竹墨のグジェール。
1つめの前菜は、ホタテの炙り有機野菜色々。
その野菜のひとつひとつの瑞々しくも味の濃さ、美しさに感激!
ワインは、昔バカンス先で飲んだSaint-Romain(サン・ロマン)をリストに見つけたので嬉しくなってそれに!
店員さんが
「迷わずサンロマンを選ぶあたりワインにはすごくお詳しいのでは?ワイン業界の方ですか?」と。
夫「ただ好きなだけですよ。サンロマンは白が有名だけど赤もイケるよね」
店「そうなんですっ!でも僕はなかなか飲む機会もなくて…」
ワインの魅力、面白いところは初対面の人とも急に距離感を縮めてくれるところ。
1本をきっかけに話題が広がることも多く、楽しい。
2つめの前菜は、トウモロコシとウニのパリソワーズ。
しかもウニのせ♡
元々パリソワは大好きな冷製スープですが、ヴィシソワーズで作るよりもトウモロコシスープで作る方が好きだと開眼♡
チュルっと滑らかなコンソメジュレ。
魚料理はアイナメのポワレをバジルとルバーブのソースで、野菜には茄子のソース添え。
アイナメの皮はパリッパリッで香ばしく、思わず唸ってしまったのは、ほんのちょっと添えられたバジルとルバーブソースの酸味と香りの良さが抜群なところ。
美味しいソースに出会うと、やはりフランス料理はソースだな…とも思う。
肉料理は鴨を山椒とマデラ酒ソースで。
山椒好きなので、こちらもツボ♡
そして鴨は脂身をこうしてギューっと圧縮加熱で焼かれたスタイルが好み。
K「う、、苦っ!これはあげる…」
夫「くると思った」
ちょっと苦手なのがゴーヤです。。
K「デザートはなんだろ♬」
夫「コースの値段からしてシンプルなアイスぐらいだと思うからあまり期待しない方がいいよ」
なんて言ってたのに運ばれてきたのは、ピーチメルバ♡
桃がゴロッと、ラズベリーソースもたまらなく美味しい上になかなかのボリューム。
ペロリ♬
最後にこちらの店名“T'astous(タストゥー)”とは、黒トリュフの名産地フランス・カオールの名物料理『黒トリュフのカナッペ』のことで、またフランス語で「お好きなように」なニュアンスでのTu as tousをかけたものだそう。
美味しく気楽に楽しめるのビストロノミーT'astous(タストゥー)、今後もお邪魔したいと思います。
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パリの1枚。
近所だから…とブラっとイケたプチパレは今思うとなんとも贅沢な話に思える。
美術館とんとご無沙汰です。
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