Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

"The Harvard Club"に潜入☆

どんな手を使っても(!)私一人では絶対に入れない場所へ。

「あなたダメ!」

って、セキュリティにつまみ出されるかも〜とか思いながら、、本物アッパーイーストセレブなEJご夫妻と一緒にやってきたのは、“The Harvard Club”

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その噂はかねてから聞いていたけれど、まさか今回私なんぞが足を踏みれることになるとは…。

“The Harvard Club”とは、あの名門ハーヴァード大学(Harvard University)を卒業し、年会費等を支払っている人のみが利用できる施設なのです。

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施設という言い方ではちょっとチープにも聞こえてしまうかも?!

日本の大学にも卒業生が利用できる〇〇会館などがあるけれど、それらとは別物。

その雰囲気はまさに大富豪のお屋敷。

NYのど真ん中、一等地にビル一棟丸ごとを擁し(実際はその隣りのビルも)その中にはカフェ、バー、レストラン、ホール、ジム、宿泊施設などの多岐にわたる設備を持ったお屋敷なのです。

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で、ハーヴァード大卒でもなんでもない私が入れるってことは、メンバーにくっついて入れば大丈夫なのです。(ホッ!)

EJご夫妻はもちろん夫もアイビーリーグ卒、私一人門外漢なんだけど、、開き直って楽しませていただきましたよ。

お邪魔したこの夜は天気も良かったのでルーフトップのカフェは満席の賑わい。

そこで私達は比較的静かな1階のバーへ。

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さてさて、言わずと知れた世界的名門校ハーヴァード大学(Harvard University)ですが、卒業生だから知る〇〇な話など私からは当然何も語れません。

ざっくりなところでは、マサチューセッツ州ボストン近郊のケンブリッジにある総合私立大学でアメリカ最古の大学。(1636年)

創業者は、清教徒派の牧師ジョン・ハーヴァード。

彼の銅像の足に触れると幸運が訪れると言われているため左の足先がすり減っているとか。

そのへんは銅像あるある?!大概銅像の片足はピカピカだ。

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現在までに8人のアメリカ大統領、48人のノーベル賞受賞者・48人のピュリッツアー賞受賞者などを国際的に活躍する名士を輩出。

あのオバマ前大統領もハーヴァード出身。

卒業生をミーハー感覚でチェックすると、マイクロソフトのビル・ゲイツ、facebookのマーク・ザッカーバーグ、銀行家で実業家のデイヴィッド・ロックフェラー、数多くの名曲を残したレナード・バーンスタイン、テディの名で親しまれる第26代大統領セオドア・ルーズベルト、ケネディ3兄弟(ケネディ家ってすごい…)、大好きな俳優マット・デイモンも♡

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Hi!って、隣りにマットがきたりして♡(ミーハー妄想一瞬炸裂)

とにかく便利な場所にあるので待ち合わせはもちろん食事、パーティーなどでエリートな卒業生が集まり社交を繰り広げている場所だそう。

ビジネスの情報交換だったり、あれこれの成功話や彼女自慢などドラマ以上にドラマチックに色々展開してそうです。

ここを自由に出入りできることはステイタスなのだと思う一方でハーヴァード大学医学部卒の友人は「クラブには全く興味ない」とか言う人もいて、その捉え方も色々。

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私には想像の及ばぬ世界ですが、人脈やネットワークは大事な人生ツールなのだとは思います。

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ちょっと面白かったのが、レトロな電話ボックス。

電話機としては使えませんが、携帯電話での通話はこのスペースでするそう。

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ドラえもん秘密道具「もしもボックス」で、ある日のび太は「お金のいらない世界」(貨幣がマイナスの意味をもつ世界)を作り出している。

世界経済の中心、NYの真ん中でそんな世界を作り出したらどうなるの?

行き過ぎた資本主義と幸福観の関係とか考えさせられるかもね…。

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それにしても、この場所でこれだけの設備を維持管理できているのは、富を築いた多くの卒業生の寄付などがあってこそだろうと思う。

とにかく色々思うこともあった"The Harvard Club"潜入でした。

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最後にパリの1枚。

昨日に続いて電動キックボード。

街中のシェアではなく最近私の周りでは自分用を購入する人続出。

セールにもなってて私も欲しくなった♡

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☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
 

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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