
タイムズスクエア☆The Ride
NYと言えば!な場所、タイムズスクエア。
渋谷のスクランブル交差点みたいな賑わいだけど、それをもっとギュギュッっと圧縮した感じ。
世界一有名な広告塔ワン・タイムズスクエアには以前はSONY、JVC、ミノルタなどが広告を出していましたね。
現在は日本企業はTDKぐらい?!なのがちょっと寂しく、自分のOL時代とその背景の日本経済についても思うと、これまた自分が歳を取ったことも感じる…。
なんて俯いてボヤボヤしてたら、ガーン!と人にぶつかってしまうよ。。
とにかくすごい人だ!
毎年大晦日のニュースで映し出されるワン・タイムズスクエアのカウンドダウンですが、それはビルが完成した1904年から始まったもので、1907年からはボールを落下させて祝うようになったそう。
今では毎年100万人以上が集結するというので驚きです。
さて、ここに来た目的は、最近話題と聞いたエンターテイメント満載の新感覚バスツアーを体験するため。
マルチメディアバス“ The Ride”(ザ・ライド)です。
事前予約をした上で、42丁目沿いの集合場所(Chevy's Mexican Restaurant前)へ。
横向きの座席のバスに乗り込むと、車内は劇場のような横向きシート。
正面と天井がガラス張りで、高層ビルと街中を一望できる車内。
小さなスクリーンには、ちょっとした解説も流れる仕様で、タイムズスクエア近辺をバス観光しながら、街中で待機しているパフォーマーたちのサプライズショーを楽しむバスツアーなのです。
そして司会進行で車内を盛り上げるのは、声が通る滑舌抜群の二人のガイドさん。
「そこのあなた、どっから来たの?」
と、お約束な質問に始まり観客をいじりながら笑いとジョークを交え、ボケとツッコミの応酬の爆笑NYガイドを展開。
驚いたのは、彼らがちょっと歌ったり踊ったするだけでもとても上手で、NYのエンターテイメントのレベルの高さが伺える感じ。
勝手な妄想では、きっと彼らも明日のスターを目指すミュージカルスターの卵?!
さて、このバスはタイムズスクエアをスタートした後、グランド・セントラル駅、クライスラー・ビル、NY図書館などの名所を回ります。
そして信号や交差点で、ふとバスが止まった瞬間に自然にパフォーマーが現れ、バスの正面でパッ!とパフォーマンス開始♬
彼らもマイクをつけているので、バス車内との会話もクリアによく聞こえます。
この光景にすっかり慣れている一般人ニューヨーカーは、遭遇すると一緒に踊ってくれる人も。
パーフォーマーが通行人をいじったりで、とにかくバスの乗客者を楽しませてくれます。
次は歌?ラップ?ダンス?とワクワク。
で、サックスの演奏ときた♬
超絶ブレイクダンスだー!
ツアー終盤はセントラルパークの南西の角にあるコロンバルサークル方面に向かいます。
すっかり車内が盛り上がり、最後はみんなでフランク・シナトラの“New York, New York”を大合唱♬
(小さな画面に歌詞が流れてカラオケ状態で)
If I can make it there, I'll make it anywhere
It's up to you
New York, New York ♬
あの場所で成功すれば、俺はどこでもやっていける
全ては自分次第
ニューヨーク、ニューヨーーーーク♬
1時間半のマルチメディアバス“ The Ride”をエンジョイしました。
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最後にパリの1枚☆
パリで(ウィーンでも)広まっている電動キックボードですが、NY真ん中では見かけず。
どうやら許可されていないみたい。
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