
冷凍食品専門店☆Thiriet(ティリエ)
数年前日本に上陸し、店舗も増えているフランス発・冷凍食品専門店“Picard”(ピカール)。
我が家ではパリで東京でお世話になっております。
が、この夏はパリでピカール以上に通ってしまったのが、同じく冷凍食品専門店の“Thiriet”(ティリエ)。
お店前を通る度に以前から気にはなっていたのですが、友人知人の多くは圧倒的にピカール派?!
その評判をなかなかく聞くことがなかったのですが、たまたまお話をしたフランス人の方が「ティリエ」推し☆
ティリエの特徴は使用食材を「フランス産」にこだわっていることだそう。
と言うわけでパリ7区のお店に入ってみると店内の雰囲気はやはり冷凍食品専門なのでピカールに似てますし、もちろん涼し〜。
暑い日のショッピングには天国☆
商品展開もピカールと同様に既にお料理として完成していて温めるだけでOKなものから野菜、肉、魚などの素材、スープ、パン、ピザ、デザートと種類豊富。
マルシェや魚屋さんの魚は美味しいのですが、パリ生活中はこうして冷凍になった魚は重宝します。
ピカールとの食べ比べをしてみたいピザ。
中でもパイ好きな我が家では、これは全種類食べてみたい…!
パリでピカールに出会うまでは冷凍食品は滅多に買うことがなかったのですが、今では冷凍庫に何かストックしておくことが保険?!
いざという時に本当に助けられてばかり。
夫「ケーコさん、料理する必要ないね♬」
K「サラッと失礼なこと言うよねぇ…」
デザートコーナーはアイスクリームはもちろん、
定番フランス菓子も☆
サーモン、タラ、お肉用ソースなどをカゴに入れた後、初めてのThiriet(ティリエ)で買ったみた出来合物はまず「エスカルゴ」。
定番のパセリ&ガーリックのエスカルゴバターではなく、シャブリ(白ワイン)ソースというのが気になりました。
1箱にココットに入って2個入り。
夫「知ってる?ブルゴーニュのエスカルゴって謳われてるエスカルゴの多くは実はブルゴーニュ産じゃないって」
K「え・・・」
調べてみるとフランスではエスカルゴは保護対象で、国内では1年間に採取できる時期が限られているそう。
なので多くの大手メーカーの生産拠点は東欧に多くあり、「ブルゴーニュのエスカルゴ」の90%はハンガリー、ポーランド、ルーマニアあたりからの輸入品なのだそう。
ココットの中にエスカルゴはゴロゴロと思ったよりたくさん入ってました。
シューファルシー(ロールキャベツ)は4個入り。
サイズは大人の拳ぐらいですが、温めると更に大きくなってそれなりに食べ応えのある一品になりました。
じっくりお鍋で45分温めたら完成。
多くの冷凍食品がチンですぐな電子レンジ調理可能と記載されていますが、私は極力お鍋またはオーブン利用です。
なのでキッチンに立っている時間は普通に料理するのとあまり変わらないこともあるけれど、下準備の色々や二人家族で食材に無駄が出ないこと、今日は何作ろう〜?な問題がないのは楽。
お味は塩分控えめで優しく美味しかったシューファルシー。
この日は冷蔵庫になかったのですが、MAILLE(マイユ)のトリュフマスタードなどを添えたらもっといいかも。
この夏は他にもあれこれThiriet(ティリエ)の冷凍食品を食べてみたので、特に印象的だったものを後日の色々と合わせてまたアップしたいと思います。
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