
Un instant café à Paris☆パリの昼下がり
Rちゃんにいただいたピカピカのゴールドのリボンのかかった箱を開けると、“Un instant café à Paris”とあり、見覚えのある古いフォトのついた箱が。
それは、この秋に発売されたという「虎屋」の羊羹で、カカオ珈琲羊羹の『昼下がりのカフェ』なるもの。
パリにちなんで作成された特製羊羹だそうで、カカオ入り煉(餡)羊羹、白煉羊羹、コーヒー入り煉羊羹を合わせた、黒・白・茶からなる縦縞模様☆
コーヒーとカカオの組み合わせが、パリのカフェを思い起こさせるイメージ。

室町時代後期に京都で創業したという「虎屋」、今ではパリでも「TORAYA」として知られる人気店。
私のパリ暮らしがスタートした2005年当時、今ほど頻繁に帰国もしていなかったので、パリ暮らし中に和菓子が食べたくてたまらなくなった時は、度々ランチやお茶に訪れていました。
周りを見渡すとフランス人マダムが多く、当時はまだまだ餡子が苦手と思われるパリっ子が多い中、嬉々として和菓子を食べる姿や着物風ガウンのようなもの羽織ったマダムが片言の日本語を話す様子が楽しく、突然隣りのテーブルのマダムに日本旅行の思い出や素晴らしさを語られたりもして、日本人としては和菓子や日本を褒められて嬉しい気持ちになったものでした。

最近はすっかりご無沙汰してますが、美味しそうな羊羹を前にそんなパリの懐かしい思い出が蘇りました。
袋から押し出すと、そのシックな縦縞は確かにパリっぽい?!

普段に羊羹はあまり食べないのですが、この羊羹は単調ではなく、カカオ、コーヒー、白餡のバランスが良く、とても美味しかったです♡

羊羹なので、つい無意識に日本茶コーナーに手が伸び、小豆茶を淹れてしまったのですが、やはりコーヒーの方が合いそうです。
明日はコーヒーを用意して、パリの昼下がりのカフェ気分で愉しみたいと思います。
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パリの1枚。
友人Yさんと愉しむパリの昼下がりのカフェタイムはいつも時間を忘れる〜♬

10, rue Saint-Florentin 75001 Paris
01 42 60 13 00
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