Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Ventimiglia☆旧市街散歩

<マルセイユ発バカンスブログ>

わっ♡かっこいい〜!さすがイタリア、パトカーがBMW(ドイツ車だけど)だわ。

青空ブルーカラーに白いラインもスタイリッシュ☆

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そんなパトカーが停まっていた道路の川向こうに見えたのが、美しい旧市街(Centro Storico)。

ロイア川(Fiume Roja)の西側の丘陵地に位置するエリアです。

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イタリアやフランスを旅して何が好き?何が興味深い?と問われたら、歴史好きとしては旧市街地散歩!気分はミステリーハンター(^_−)−☆

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というわけで次に訪れたVentimiglia(ヴァンティミリア)の旧市街地で、まずはその地中海を見下ろす絶景に感激\(^o^)/

ヨットが並ぶその光景は眩しく、キラキラに煌めく海はどこまでも美しい。

こういうのを目の当たりにすると、地中海クルーズの夢や妄想はリアルに広がる広がる。

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海を眺めポカポカ陽気の下、オープンテラスでのコーヒーは、一段と美味しいでしょうね。

IMG_3230.jpegIMG_3231.jpegでは、門をくぐってGo。

この門は、Porta Nizza(ニース門):フランスのニース方面に向かって開かれていたことに由来するそうですが、再建・改修されたため地図上では「Porta Nuova」(新門)いう名称も使われるようになったと。

IMG_3233.jpegニース門をくぐった瞬間、タイムスリップ。

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そこには、迷路のような細い石畳の路地が続き、リグーリア地方特有の暖色系の家々が並び、中世の雰囲気。

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そこに感じる歴史の深みと要塞都市の名残。

ヴァンティミリアは、ローマ時代から栄えた街で、敵からの攻撃を防ぐために高台に築かれた地区で、防御的な都市構造を今でも感じさせます。

IMG_3241.jpegこれこれ、イタリアと言えば洗濯物の風景。

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ずっと変わらず続く昔ながらの生活風景で、イタリアらしさを感じる瞬間です。

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こうした旧い町を訪れると、地図など見ないで意図的に迷子になってみたくなる。

どこをどう歩いても最後は元の場所、現実に戻って来れる気がするので方向音痴な私も全く怖さを感じない!?

(私にとっては、便利な大都市NYとかはかなり怖いけど...)

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足の向くまま、気の向くまま、そこに教会があれば入ってみよう!

そこは、ローマ時代の神殿の跡に建てられた、歴史と宗教が融合した壮麗な建築のCattedrale di Santa Maria Assunta(サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂)

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11世紀から12世紀にかけて、それ以前に存在したカロリング朝時代の大聖堂の跡地に建てられたものだそう。

一部の柱や石材には、ローマ時代の建築装飾がそのまま組み込まれていることからも異教時代の名残が感じられ、今日まで続く折り重なる歴史を体感。

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ここは?と、その優雅で繊細な装飾ファサードに惹かれて中へ。

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Oratorio dei Neri(オラトリオ・デイ・ネリ)という礼拝堂でした。

中は明るく、見上げた天井には聖書の物語や天使たちが描かれた美しいフレスコ画☆

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内部装飾は、バロック様式の華やかさと精巧さに息を呑む☆

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白黒の大理石の床が続き、祭壇は金箔や色鮮やかな絵画で飾られ、そして目を引く静かな表情のイエス・キリストの彫像。

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いつまでも彷徨っていたくなるような、時を忘れる旧市街エリアでしたが、そろそろお腹も空いてきました。

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ボンゴレメニュー充実、ニョッキの種類も豊富ね〜と道すがらのレストランメニューもチェックしながら旧市街を後にしました。

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<info>
Cattedrale di Santa Maria Assunta
Piazza Cattedrale, 1, 18039 Ventimiglia IM,Italy
Oratorio dei Neri(Ventimiglia)
Via Giuseppe Garibaldi, 19, 18039 Ventimiglia IM,Italy

******プチっとパリ*****

マグノリア(モクレン)が咲き始めると春を実感☆

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Magnolia(マグノリア)がフランス人の植物学者Pierre Magnol(ピエール・マグノル)にちなんで名づけられたものだと知った2025年の春です。

これからは、どんどん色々なお花が咲く佳い季節☆

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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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