
Ventimiglia☆Mercato Coperto
<マルセイユ発バカンスブログ>
朝早く訪れたのは、フランスのマントンからわずか数キロの距離にあるVentimiglia(ヴァンティミリア)の街。
目的は、Mecato(メルカート)=市場でショッピング。
というわけで、街の中心部にある屋内市場(Mercato Coperto)にやってきました。
旅をしたら可能なが限りその町や村のマルシェ(市場)を訪れたい!そこに暮らす人たちの食文化・食生活を垣間見たい!と思っている私達夫婦にとって、これは非常に興味深々なヴァンテミリアのメルカート。
そして今回は、ただ見るだけでなく、ここでお土産に持ち帰る食材を調達するためにやってきたので、お店選び、品物選びも真剣です。
月曜日〜土曜日まで開催されるというこの屋内市場(Mercato Coperto)は、活気に溢れていました。
新鮮な野菜・果物、チーズ、パスタ、オリーブオイル、ワイン、魚介類、ハムやサラミなどの地元の特産品が次々に並び、見てて楽しい&面白い極まりない。
ちなみに、この界隈では屋内市場(Mercato Coperto)の他にイタリア最大級の青空市場が毎週金曜日(Mercato del Venerdì)に開催され、そこにはフランスからの買い物客も多く訪れるそう。
衣類、革製品、バッグ、アクセサリー、食品など、さまざまなものが販売され、しかもフランスよりリーズナブルとなればちょっと国境を越えて買いに来たくなりますよね。
花ズッキーニのフリットが食べたくなった♡
豊かなオリーブ、食べ比べたい!
イタリアのトマトは美味しそう!!
マントンと同様に、この地域一帯は柑橘類の生産が盛ん。
中でもClementina(クレメンティーナ)は、特にこの地域のものは香りが強く、甘みと酸味のバランスが良いのが特徴だそう。
ちょっと意外だったのが、イタリアはキウイの主要生産国のひとつで、リグーリア州でも栽培されていると。
パリではもうあまり珍しくないKAKI(柿)ですが、ヴァンティミリアの柿も艶やかで大きく美味しそう。
大好きなイタリア野菜・ラディッキオタルティーボ。
夫「ラディッキオ買います!」
K「どこのお店のが一番美味しそうか見比べないと」
4軒見比べてゲット☆
まるで畑、圧巻のカルチョーフィ!!(アーティチョーク)
素晴らしく好い香りのバジリコ。
大きくてキレイ、立派なカヴォルフィオーレっ☆
袋詰めされた野菜の細切れ、これ売り物なの?!と思ったら、
ミネストローネ用の野菜でした。
これは便利。手軽にミネストローネが作れちゃう。
イタリアのお芋は、これまであまり食べた記憶がなく、すぐに思い浮かぶのは、ニョッキぐらい。
でも実際はイタリア産ジャガイモは味が濃く、品種豊富で個性もはっきりしていて美味しいものが多いそうです。
野趣あるれる香りが漂っていたシャルキュトリ店。
ちょっと珍しいのは猪のサラミ、ソーセージ。
わかりやすくて助かると思ったのは、それぞれのお店の店名が明記されていること。
ヴァンティミリアは、地中海に面しているので魚介類も豊富。
驚いたのは、シラス!
ヨーロッパで生しらすを目の当たりにしたのは初めて。
聞くところによると、イタリア・ヴェンテミリアを含むリグーリア州の沿岸地域では、シラス(Bianchetti または Gianchetti) を食べる習慣があるそう。
イタリアではシラス漁が厳しく管理されており、漁獲期間が限られているのだそう。そのため、新鮮なシラスは季節限定の味覚として楽しまれる食材。
こうしてメルカートの様子からも伝わってきますが、フランスとイタリアの文化が交差する場所にあるヴァンティミリアは、とにかく食材豊か。
イタリアン・リグーリア料理とフレンチ・プロヴァンス料理が融合したお料理は美食家にとって大変魅力的な街に違いない!
そんなヴァンティミリアの街散歩の様子は明日に続く☆
******プチっとパリ*****
美しい夕暮れに萌えた♡
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