
初めてのVinolok☆
夫「ソムリエール、今日はこのワインを開けてください」
K「は〜い」
K「うーん。見るからに、持つからに(この軽さ)安ワインの風情だね」
夫「確かに安いんだけど評判がいいから買ってみたカリフォルニアワインです♬」
1979年にナパ・スプリングマウンテンにシャルドネに特化した造り手として創業した“Silkwood”(シルクウッド)というワイナリーのもの。
同封されたプリント解説によると、1979年の初ヴィンテージですぐにその美味しさが認められ、ホワイトハウスの公式晩餐会に使用されて以来、サミットはじめホワイトハウスの常連ワインになっている伝説のシャルドネと。
K「1979年当時のアメリカ大統領って誰?」
夫「ニクソンかな?」
どれどれと調べてみると、
K「正解は、カーターでした!」
カーター大統領からのレーガン、パパ・ブッシュ、クリントンと続く中で皆さん一度は飲んでるのかなぁと思うとちょっと親近感?!
K「あら!しかもこのワイン、年間わずか200ケースしか造られてないって書いてあるよ。アメリカでもなかなか飲めないかも?」
夫「俺様がただ安いだけのワインを買うわけないだろ」(得意げ)
K「ちょっとここ見て!」
それは、ガラス製のワイン栓。
たぶんこれまでもこういったガラス製ワイン栓のワインは飲んだことがあると思うのですが、自宅で、なんちゃってソムリエール・ケーコが抜栓するのは初めて。
スクリューキャップと同じようにコルクの消費を抑える観点のエコなキャップ、リサイクル可能でヨーロッパを中心に徐々に広まっているのだそう。
その名は、“Vinolok”(ヴィノロック)。
ソムリエナイフを使わずに手で引き抜くだけ、とにかく簡単。
栓を締める時も差し込むだけでOK。
接続部分が樹脂なのでボトルに差し込んだ時にしっかりはまります。
ソムリエールとしての抜栓の楽しみと苦労がないのは味気なくつまらないものの簡単便利なことは確か。
肝心のワインの味は、若いのにしっかりめ、樽が効いてましてバターっぽさもあり。
特に感じ取れたのがナッツの味わいと香ばしさ。
そこでスーパーマーケット「成城石井」で買った薄皮付きカシューナッツを食べてみたら抜群のマリアージュっ♡
そこからはポリポリ、ゴクゴクが止まらなくなってしまいました。
夫「このナッツもめちゃ旨いんだけど♡」
K「薄皮付きってのがいい!!」
という訳で、このカシューナッツとシルクウッドのシャルドネはリピート確定☆
K「このワイン、また買っておいてください」
夫「最初から4本買ってます」
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パリの1枚。
寒い日、暑い日に常設展無料のプチパレをぶらり。
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