
YARDEN☆初めてのイスラエル
ワイン好きとしては、面白い&嬉しく感じるのが、日本は世界中のワインが比較的簡単に手に入ること。
それについては、このブログでも度々触れていますが、パリ生活中は基本的には飲むのはフランスワイン。
今夜のパスタにはイタリアワインが飲みたいな〜と近所のワインショップ、スーパーに行ってもなかったり、あってもかなり限定的。
その点、日本ではオンラインショッピングを含めると世界中のワインが容易に手に入ると感じてます。
ただ気をつけたいのは、、我が家でも一度ちょっと高めのスーパータスカン(トスカーナ)をポチったところ、それが詐欺サイトだった…。
あるワインショップを乗っ取った偽サイトで、料金を支払ってもワインが届きませんでした。
今から考えれば怪しい箇所はあったのですが、人気ワインは市場に出て瞬間蒸発することも珍しくなく、しかもしばらく探していたものだったので、サイトで見つけてすぐに夫婦揃って「これは買い!」と。
でもこれが教訓になり、ワイン以外でも何でも少しでも怪しく感じたり、初めて利用するお店については慎重になりました。
と、前置きが長くなってしまいましたが、今回買ったワインがとても美味しくてたまげた!
イスラエルの赤ワイン『YARDEN』(ヤルデン)のピノ・ノワール2018☆
イスラエルには行ったことがなく、いろいろな意味で私には遠く感じがちな国のひとつだったりしますが、ワインの世界的評価がどんどん上がっている生産国です。
歴史ある国なのでワインの歴史が古いことは想像できます。
ただ古代葡萄品種は政治的情勢により引き抜かれ途絶えてしまったそうで、1880年に国家がワイン再興を向け立ち上げた結果、ワイナリーもどんどん増えて飛躍的発展を遂げたそう。
今回買ったものは、抜栓した瞬間からスミレのような香りが広がりました☆
世界ソムリエコンクール決勝のブラインドテイスティングで使用され、ブルゴーニュのグランクリュと間違えられた1本だそうですが、そんなことは知っても知らなくても、飲んだ瞬間その美味しさに衝撃を受けることは間違いなし?!
しかもそれがまだ若い2018年。
この若さでこの完成度とは、まるで子役から順調に成長した若いけどキャリアの長い俳優さんみたい。(いつも通り人に喩えて記憶)
複雑繊細でありながら力強さもあって、ストロベリー&ラズベリーなどの赤系果実、バニラ、スモーク、レザー、中でも個人的に印象的だったのがコーヒーっぽさ。
美味しい!しか言葉がでず、料理を作っている最中からどんどん進んでしまいました。
こうしてハヤシライスが完成するまでにワインは、半分以下に…。
コロナ禍ですっかり増えた家飲み酒量ですが、今回のイスラエルワインは良き出会いでした☆
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パリの1枚。
葉から鱗茎まで美味しくいただけるFenouil(フヌイユ=フェンネル、ウイキョウ)の美味しさを知ったのもパリのマルシェ☆
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