
パリ郊外の小さな牧場。
フランスの子どもたちは、ピクニックが大好き!
ちょっと涼しくたって、すぐに半袖になるし、1日中公園で過ごすことも。
パリの周りには大きな公園や森がいくつかありますが、今回はparc de Saint-Cloudへ行ってきました。

この大きな公園には、お城、噴水、人口の滝、など見所がたくさんあるのですが、そのどの近くにも緑の芝生がありそこら中でピクニックをしています。
そのいちばん奥にある[Ferme pedagogique du Piqueur]という小さな農家の近くでまずはピクニック。
そして、食後にさっそく中へ入ってみました。
入場料は大人も子どもも2ユーロ。


田舎の農家のようなディスプレイに大人はグッとくるはず。
ここでは食にまつわるアトリエが開催されていて、とても評判がいいのです。


小屋の中には、山羊や羊がいます。
なかには赤ちゃんがいたり、そして、人間に慣れているので触れることもできて子どもたちも大喜びです。


外の籠の中にはいろいろな種類のウサギが。
フランスでもペットとしてのウサギがとっても人気です。
「フワフワで気持ちいい~」「寝ちゃってるね~」などと観察しています。
草をちぎって食べさせている子もいました。


5歳の豚は大きくてちょっと怖い。
「千尋のおとうさんとおかあさんだね~」などと感じたことを話しながら園内をお散歩。
池には白鳥や鴨もいました。

パリには桜の木がたくさん植えられているのですが、ここでも桜の木が花を咲かせ始めていました。
パリの幼稚園では、積極的に牧場で動物と触れさせる行事を行います。
例えば、ミニセジュール(園の旅行)では牧場に泊まって家畜に餌をやったり、家畜の生態を勉強したり、牛乳や卵を使ってお菓子を作ったり。
ある幼稚園では、園内に柵を張り山羊やニワトリを連れてきて"にわか牧場"を作ったり。
牧場体験をとても大切にしています。
それは、人間以外の生き物に触れ、生態を知る。
自分たちが食べている生き物のことを知る。
いろいろな意味で子どもたちによい影響をあたえること、と考えられているんだと思います。



余談ですが・・・。
だたの掃除道具だったり、蛇口だったりするのですが、こういう物に目がいってしまいます。
好きです。
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