
パリからロンドンへ、スペクタクル旅行
先週からパリは2週間の秋休みです。
こんなヴァカンスはショートトリップ隣国への旅が子ども達の定番です。
ロンドン、ブリュッセルへ週末を利用して出かけたり。
我が家も子ども達も初めてのロンドン旅行をすることになりました。
なんと車でパリから出発!
パリから北へ3時間。
海底トンネルのある街カレー到着です。
車に乗ったままパスポートコントロール、出国、入国審査。

そして、列車を改造したこんな車両に入ります。
二階建て。
車両内はちょっとした宇宙船のよう。
子ども達はこれだけでも大興奮。
決まり事は2つ。
車の窓は半分開けておく。
車と車の間には立たない。
エンジンを切っているので、車の外に出てちょっとリフレッシュ出来ます。
トイレもあり、、、でも窓の外は真っ暗。
トンネルの中ですものね。
出発して35分でイギリスのドーバーへ上陸です。
列車の外へ出るとだだっ広い線路だらけの景色。
普通の道路に出ると、もちろんのこと車線が反対の左側通行。
「不思議ー!!」とこんな事でも盛り上がる。
ドーバーからロンドンまで60マイル。
順調に行けば2時間弱です。
気がついたのはイギリスの方が道路の舗装状況が悪い。
でも、さすが紳士の国? 譲り合いの運転がとても感じが良かった。
ロンドン市内はバス、タクシー、チューブで移動しました。
ダブルデッカーの二階先頭へ座れば、観光バス気分で乗れて楽しい!
タクシーの座席も向かい合わせなのでなんだかリムジン気分。

正味2日間ロンドン滞在だったので駆け足で。
衛兵交代式を肩車で見ました。
大英博物館は入場料は寄付というシステムなので、並ばないで入場出来るのが子連れには有り難い。
本物の遺跡の大きさに驚き、勉強した知識とすりあわせる小学校2年生。
ここでも多くのフランス語を耳にしました。
テアトルの集まるロンドン中心部ですが、やはり夜遅くまでのショーや舞台は子ども達にはちょっと難しい。
そこでお勧めなのが、会場の入り口や広場などで短いショーをやっています。
このお兄さんはこの後大きな剣山の上に寝て、大人の男性が彼の上に乗ります。
コヴェントガーデンの広場へ。
こちらでもこんな曲芸とジョークのしゃべりで観客大盛り上がり。
室内ではこんなチュチュを着た叔父さんがパフォーマンス。
1日でこんなにたくさんの芸を見ることができました。
どれも30分ぐらいなので、子どもも飽きる事がなく楽しめる。
じつはこれって本上演の触りなんです。
「これが面白かったら見に来てね」という感じで、最後に5ポンド割引のチラシが配られていました。
なんて楽しいシステム。
007シリーズ50周年記念作品が公開されたばかりのロンドン、ロンドンバスにも広告がいっぱい!
劇場もジェームズ・ボンドのコスチュームのようにシックでした。
隣国と言ってもやはり異文化。
どんな事でもスペクタクルのように楽しめた、刺激的なロンドン滞在。
次回はイギリスの食事事情をお届けしますね。
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