
イギリスの海の街で気がついた事
秋休みを利用してロンドンへショート・トリップ最終日。
帰り道に対岸はフランスのCalais(カレー)、イギリスで最も古い海水浴場でもあるFolkestone(フォークストン)に1泊しました。
フランスの海といえば、海岸沿いに魚介類を食べさせるレストランがたくさんあるのですが、ここにはありません。
あっても、フッシュ&チップスがやはり主流。
イギリスです。

その展望台のタイルがチェス盤になっているのが、さすがイギリス。
植木も王冠。
海水浴場まで細い坂を降りて行きます。
途中、洞窟のようになっていたり、ベンチで一休みしたり、散歩が楽しい。

坂道を降りると、そこにはこんな大きな遊具があって子どもたち大はしゃぎです。
どこへ行っても子どもたちは公園で遊ぶのが大好きです。
ロンドンでは観光ばかり、公園で遊ぶ時間がなかったので思いっきり遊びました。
「今回の旅で何がいちばん楽しかった?」と聞いたところ「フォークストンの海岸の公園」という答えが帰ってきてちょっとがっかりですが、子どもってこんなものですね。
石ころも海岸をずっと歩いて街のはずれまで行くと、なんとケーブルカーがありました。
丘の上まで上がるほんと1分間の旅。
レンガ作りのいかにもイギリスらしい佇まい。
時刻表はなく、人が乗ったら動かすシステム。
かなり急なので、ドキドキ。
素晴らしい見晴らしでした。
今回泊まった丘の上のホテルは、ファミリールームがあったので、家族5人で泊まることができました。
高級ホテルでは味わえないアットホームなホテルでした。
廊下の絨毯や扉の色、客室の案内の看板も"まさにイギリス!"
子どもたちに今回どうしてもこれを食べさせたかった!
イングリッシュ・ブレックファースト
いちばん下の4歳児にもちゃんとしたテーブルセッティング。
つなぎの多いソーセージ、焼きトマト、塩っぱいベーコン、フライドエッグ。
フランスの朝食は、ヨーグルト、ジュース、クロワッサンやパン・オウ・ショコラなど甘い物だらけ。
我が子達は朝ご飯はイギリス式が勝ちだそうです。
こんなブレッドスタンドにも大喜び。
いろいろな違いを体験できた旅でした。
この秋休みが終わり、10歳児長女には理不尽で辛い出来事が待ち構えていたんだけれど、親友ママンの言葉を借りるなら「楽しい事はツライ事を乗り越える力を蓄える為にある。大丈夫だよ」そう、この旅があったから、乗り越えることができました。
そして、旅だけじゃない、子どもの強さや優しさを培うヒントは、日常にもいくらでもころがっている。
そんな事に気がついた秋でした。
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