パリで夢を見ている

パリの舌を楽しませる繊細なケーキとこだわりパンの店。Des Gâteaux et du Pain

先日ピエールエルメでパティシエとして働いている友人オススメの「Des Gâteaux et du Pain デ ガトー エ デュ パン」へ初めて行ってきました。ショップはパリ市内に2店舗(15区と7区)あり、私はボンマルシェから近い7区へ。左隣にはジャックジュナンがあり、スイーツの食べ歩きやお土産を買うにも好都合な立地です。

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パティシエはフランス中南部に位置するオーヴェルニュ地方出身のクレア・ダモン(Claire Damon)。彼女はすぐに料理を学び始め、自身の視野を拡げるためにパリへ出向きました。そこでケーキの製造方法などを発見します。そして、修行先のフォションでピエール・エルメと出会いました。

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ピエール・エルメとの出会いから、クレアは本質とは何かを理解します。そして彼女の感性は、感情の構造やケーキの構成の道しるべになりました。

当初クレアは洗練された製品や技術に感銘を受けましたが、少しずつ自身の本来の感受性を解放し、自然や香り、入念に作り上げること、構成、創造に焦点を当てていきます。

その後、彼女は尊敬するピエール・エルメと3年間共に過ごし、ラデュレで2年、le Bistolle Plaza Athénéeで腕を磨きました。

2006年に、Des Gâteaux et du Painを開業します

店名はフランス語で「お菓子とパン」という意味です。入店すると、右手側にパンとクッキー。左側にケーキが綺麗に並んでいます。

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パイ生地でリンゴを包んだショーソン・オ・ポム (Chausson aux pommes)にするか、クロワッサンにするか迷った結果、クロワッサンを1つ購入しました。以前ストラスブールに旅行した時に感激した、アルザス地方のお菓子クグロフも売られていました。次回、買いに行きたいです。

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店員さんは落ち着いた丁寧な接客で、安心して買い物できる雰囲気です。

「日本人のお客さんもよくいらっしゃいます」とおっしゃっていました。

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どのケーキもみずみずしく、美味しそうです。

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私が選んだのは2種類のフルーツタルトと1種のシュークリームです。(パティシエの友人がタルトをおすすめしていたので、思い切って2種買いました。)

タルト・タタン

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焼きたてのクッキーの様な食感が楽しめるタルト生地。キャラメリゼされたまろやかな有機で栽培されたリンゴ果肉の甘み、胡桃の風味が広がります。メープルシロップのクリームも、カラメルに似た香ばしい香りがしました。タルト・タタン好きなら一度は食べてみたい一品です♪

 

INITIALES CD

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オーベルニュ地方で手積みで収穫された有機のブルーベリーを使ったタルト。口の中でぷちぷちと弾けます。タルト・タタンと同様、タルト生地のサブレがやはり美味しい。クリームも重たすぎず、あっさりとした後味です。

洋梨のシュークリーム

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購入した3種類の中でも、1番おすすめしたいのが意外にもこちらのシュークリームです。ふわふわしすぎていないシュー生地に、洋梨の果肉入りクリーム。有機の洋梨は、まろやかな口当たりです。

フランスで口にするケーキは十分に甘みがあるものが多く、1つ食べただけで満足してしまいますが、ここのケーキはどれももう一度食べたくなるくらい、舌を楽しませる繊細なマリアージュを実現しています。

爽やかな秋を感じさせる素晴らしいスイーツ。ぜひ、皆さんも足をお運びください!

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店舗情報

Des Gâteaux et du Pain デ ガトー エ デュ パン

住所 : 89 rue du Bac 75007 Paris

営業時間 : 月曜日、水曜日〜土曜日 10:00〜20:00、日曜日 10:00〜18:00

休業日 : 火曜日

ホームページ : https://www.desgateauxetdupain.com

 

 

 

 

 

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