
南フランス・アルルで「Dior, The Art of Color 」展を開催
ディオールは「ディオール アート オブ カラー(Dior, The Art of Color)」展を南仏アルル、パルクデザトリエ(Parc des ateliers)で7月2日から9月23日まで開催します。
アルル駅。
アルル市庁舎前。
1969年創立のアルル国際写真フェスティバルも開催されているため、国内外から多くの写真家や観光客がアルルに集まります。写真の展示や屋外での写真プロジェクション、ポートフォレビューなど、様々な写真関連のイベントが企画されます。
> Les Rencontres d'Arles https://www.rencontres-arles.com/en
ディオールは、国立高等写真学校の協力とLUMA財団主催による写真コンクール「Dior Photography Award for Yong Talent (ディオール ヤング フォトグラフィーアワード)」を開催しました。合同テーマである「Women - Women Faces (女性 - 女性の顔)」をめぐって、日本を含む世界8カ国の写真学校の学生と若き卒業生が作品制作し、7月6日に優勝者が発表されました。
記念するべき第1回のアワード受賞者は、韓国のユーンキュン・チャン(Yoonkyung Jang)さん。
チャンさんは「写真は、私が言いたいことを表現するのに最良の方法です。このプロジェクトのおかげで、私は感じたことを表現する機会を得ました。 私はディオールのアイデンティティを研究しようとしましたが、私は、これまで見てきたイメージと共通するものに集中しました。」と語りました。
審査委員は、LUMA財団創設者のマヤ・ホフマン、ヨーロッパ写真美術館ディレクターのサイモン・ベイカー、パルファン・クリスチャン・ディオール会長兼CEOのクロード・マルティネスです。
ファイナリストとして審査員賞で選ばれたのは、日本の櫻井麻衣(Mai Sakurai)さん。
他にも韓国、中国、アメリカ、ロシアなどからファイナリストが選ばれ、作品が紹介されています。
写真上・中国のズゥオイン・ワン(Zhuoying Wang)さんの作品。
写真上・アメリカのジュリアン・タッカー( Julien Tucker)さんの作品。
授賞式には多くの人々が集まりました。
1世紀末建造とされる2万人収容可能な巨大円闘技場は、19世紀に再建され、現在でも夏から秋にかけて闘牛が行われているそうです。
南仏の日差しは強いので注意が必要ですが、青空が迎えてくれました。
展示は9月23日まで開催されていますので、この夏、南フランスで写真をめぐる旅に出かけられてはいかがでしょう。
「Dior, The Art of Color」展
期間 : 7月2日〜9月23日
場所 : フランス、アルルのパルクデザトリエ( Parc des ateliers)
営業時間 : 10:00〜19:30
入場料無料
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