千花 -SENKA- 日記

ウェディングブーケ色いろ*

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バカンス開けの9月はウェディングの多い時期でもあります。

私たちも何件かパーティー装花の予約がありましたが、今年は色々と規制もありキャンセルとなってしまいました。
しかし、簡単な式だけは挙げるという方も多くブーケの制作がいくつか。

ブーケの注文を受ける際には花嫁さんにドレスや靴の色、花婿さんのコスチュームの色などを聞いたり、写真を見せてもらいながらブーケのスタイルを決めていきます。
これはなかなか楽しい工程で、それぞれのカップルのこだわりやアイデアを聞くことができ、こちらもワクワクします。

上の写真のカラフルなブーケは
以前花嫁さんの働くブランドのデコをした際、それがとても気に入られて、あの時と同じテイストで!というリクエストのもと。
花は染めた菊や、オーロラ色に光るカラー、孔雀の羽などが入った個性的なもの。
後で写真を送ってくれ、
バカンス開けの日焼けした満面の笑みの彼女と、白いドレス、ブーケのコントラストがなんとも美しかった!


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別の日には白いバージョンのブーケの注文もありそれがこちら。

白い孔雀の羽がアクセントに。
いわゆる丸く束ねたブーケではなく、動きがある感じで。

そう言えば、日本だとかなりまえもってブーケの予約があり、打ち合わせをして、
という形が一般的だとおもいますが、こちらはだいたい数週間から一週間前の注文がほとんど。
たまに「式は明日!」という直前組の来店も。

なにはともあれ、ウェディングブーケの制作を通して伝わってくる、その向こうにある幸せ。

いつまでもお幸せに*

千花子

フローリスト
東京でデコレーションと花の仕事を経て2009年に渡仏。
2021年5月にブティックCHIKAKOをオープン。
日々移り行く花とパリの街の素敵な一面をお伝えします。

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