真冬の太陽、ミモザ*
真冬のパリ、朝8時でもまだ真っ暗で、17時ごろには日が沈み、
あーお日様が恋しいなぁとなるわけです。
そんな中、先週のランジス市場、場内に入ったとたんに目に飛び込んできた黄色の光!
南仏からやってきたミモザ。
朝の3時、目が覚めました。
毎年1月から3月にかけて、南仏では野生のミモザが咲き乱れ、
ボルム・レ・ミモザ(Bormes-les-Mimosas) という小さな村を起点にコート・ダジュール地方のグラース(Grasse)まで、130キロに渡る道のりはミモザ街道と呼ばれています。
ちなみにボレム・レ・ミモザからランジスまでは973km とパネルに書かれていました。
写真はぺゴマ(Pégomas )というコートダジュール地方から届いたもの。
ちなみにこれらは切り花用に剪定され早めに咲かされたものです。
現地でお目にかかれるのはもう少し先になります。
これまではイタリアからの蕾の多いミモザが出回っていましたが、
黄色いふわっふわのフランス産は色も香りもやっぱり特別!
クリスマス用のもみの木や柊とともにお店の外に並べると、
遠くからでも目につくその鮮やかな黄色に道ゆく人たちが「わぁ、ミモザ!!」と足を止め、
顔を埋めていき、あっという間に売り切れてしまいます。
真冬の太陽の引力はさすがです*
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