富士スピードウェイホテル~アンバウンド コレクション by Hyatt~ ~小山町/静岡県~ 都心から近い非日常ライフ! モータースポーツと癒しのリゾート。

2022年10月7日、日本で初めてデビューした世界的ホテルチェーンの新ブランドがあります。他に類のないホテルを集めるというコンセプトの「アンバウンド コレクション by Hyatt」が提案する新たなホテルの名は「富士スピードウェイホテル」。モータースポーツの醍醐味と、心身の癒しを提供する自然豊かなロケーションにあるスタイリッシュなホテルです。

1/ホテル全景と富士山.jpg
富士山を借景にしたドラマチックなロケーションに建つホテル。photography: Fuji Speedway Hotel

まず注目すべきはロケーションでしょう。日本を代表する名峰であり、世界文化遺産でもある富士山が目の前に迫る絶景にこのホテルは建てられました。そしてこのホテルは、日本を代表するサーキット、富士スピードウェイと隣り合い、サーキットの迫力を客室から独り占めできます。

そもそも「アンバウンド コレクション by Hyatt」はハイアットグループが2016年に発表した新しいブランドであり、すでに世界中に点在しています。そこに行かなくては体験できないことや、世界にたったひとつの特徴がある、他とは異なる目的地など独創性に満ちたラグジュアリーホテルの集合体として生まれたのです。

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3/ホテルから見る富士山.jpg
「TROFEOラウンジ」から見る間近の富士山。朝に晩に全く異なる彩と表情を魅せる。photography: Fuji Speedway Hotel

ここ富士スピードウェイホテルの客室は全120室(スイート21室、5室のヴィラを含む)が用意され、客室はサーキット側「サーキットビュールーム」と、富士山展望側「富士山ビュールーム」に分かれています。窓からの景色が全く異なるため、客室選びも迷いそうなほどです。

9/朝焼けのサーキット:Kyoko Sekine 撮影.jpg
早朝の静かなサーキット風景。photography: Kyoko Sekine

私の到着日にはレースがないと知らされていたのですが、実はこの日、特別な大会が開催されていました。隣のサーキットは特有の甲高いモーター音に包まれ、ホテルのエントランス到着で車から降りた途端、人の話し声など聞こえないほどの爆音に包まれ、思わず立ちすくんでいました。説明のできない高揚感に襲われ、興奮が冷めやらぬまま通された客室もサーキットビュールームでしたので、部屋のバルコニーに立ちサーキット音に酔い知れていました。

旅の同行者が通された部屋は富士山ビュールームでした。窓から見える勇壮な富士山にもパワーをもらい、翌朝の朝陽に輝く山の姿に同行者はただ感激しているばかりでした。極限の「動」の世界と、究極の「静」のオーラを同時に体感した私は、ホテルの唱える“アンバウンド コレクション”の意味を身をもって知ることとなったのです。

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4/ミュージアム.jpg
ホテルのメインエントランスを入ると「ミュージアム」の入り口は左にあり、中央のエスカレーターでホテルのロビーエリアに到着。photography: Fuji Speedway Hotel

加えてもうひとつ、ホテルの大きな魅力は、館内1階と2階に展開されている「富士モータースポーツミュージアム」です。展示される数々のレーシングカーやクラシックカーは、世界中のコレクターや世界の自動車メーカーが協力し、このミュージアムのために貸し出していると言います。日本で言えば、モータースポーツ黎明期から時代の経済発展に寄与してきた車の世界。とりわけレーシングカーと言う特別な車の数々を目の前にして、その車の迫力や、支えた技術者たち、有名パイロットやスタードライバーなどを想い、若かりし頃に大いに憧れたレーサーたちの顔が脳裏に浮かんできました。また車とともに歩んだ歴史や背景もわかりやすく展示され、世界がどのように経済発展を遂げてきたかもよくわかり、とても感動的でした。

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ウェルネス棟の中の室内プールは20m、ジェットバスを備える。photography: Fuji Speedway Hotel

広大なホテルの敷地には隣接して離れが3棟(5室)建ち、ウェルネスに特化しホテルと2階で繋がる「Omika Wellness & Spa」には、富士山を望む温泉施設、スパ、屋内プール、スポーツジムなどを用意。さらに食材の豊富な静岡らしく、レストラン「ROBATA OYAMA」は地元や近郊の新鮮食材を炉端焼きで、一方ではオープンキッチンの「TROFEO イタリアン」が本格的なイタリア料理を提供しています。なるほど、このホテルを俯瞰して見ると、豪華さを競うのではなく、この場でしか味わえない唯一無二の貴重な体験こそ、多くの人が求めるいまどきのラグジュアリーなのだと分かります。

7/炉端.jpg
レストランのひとつ、炉端焼きの「ROBATA OYAMA」。ライブキッチンでは静岡産の食材を主に新鮮な旬を提供。カウンター席はシェフとの料理談義も面白い。photography: Fuji Speedway Hotel
8/Shizuoka Pescatora Tagliolini, Kinme Snapper.jpg
イタリア料理レストラン「TROFEO イタリアン」には、テラス席、プライベートルーム、ラウンジ席などがあり、シーンに合わせて利用可能。写真は静岡県産金目鯛を使ったタリオリーナ・ペスカトーレ。photography: Fuji Speedway Hotel

富士スピードウェイホテル アンバウンド コレクション by Hyatt
 静岡県駿東郡小山町大御神645
Tel: 0550-20-1234
www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/fuji-speedway-hotel/fswub

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