NOHGA HOTEL UENO TOKYO ~上野/東京~ エントランスから始まるストーリー、「アートの街」上野に相応しい都会派ホテル。

NOHGA HOTEL(ノーガホテル) ブランドは、「地域に根付く特徴的な魅力を発掘し、その地域が持つ特別なこと・ものをゲストと分かちあおう」というライフスタイル型のホテルとして生まれました。そして2018年、上野に誕生した「NOHGA HOTEL UENO TOKYO」は、江戸っ子気質の残る下町、上野の一角の便利な場所に建っています。

1:外観.jpg
JR上野駅浅草口または中央口から5分ほど歩いて小さな通りに入った場所に、静かに佇むモダンなホテル。緑に包まれ開放感もあり快適に過ごせる造りが現代的な要素。

ここ上野は、昔から浅草と並ぶ発展を見せてきた江戸文化発信地の街でもあります。いまとなっては、時に昔懐かしく、時に東京一のアートや学術の街として存在感を誇り、さらに老舗グルメの街としても東京のディープな魅力に満ちています。いまもなお、お花見の桜で有名な上野の山と呼ばれる台地と、不忍池からなる水辺景観が形成された上野恩賜公園が全国に知られ、多くの美術館や博物館も周辺に集まる東京下町の代表的な文化エリアなのです。

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ホテルエントランスを入ると幾つものアートが壁にかかるアートフルな空間が広がる。

その上野に華開いたホテルは、ライフスタイルホテルとして「現代の上野」の魅力を余すところなく発揮し、飾らぬもてなしでゲストを歓待しています。館内はスタイリッシュなアートやインテリアデザインが印象的であり、特にエントランスから一歩入ったロビーはロビーギャラリーとして集う空間でもあり、、1階のフロントカウンター奥の「ロビーギャラリー」では、東京で活躍する若手アーティストの作品を期間限定で展示しています。

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上野は、特に昔から知識人や芸術家、文豪などの食通が集まる街でした。ここ「NOHGA HOTEL UENO TOKYO」は、そのDNAを受け継ぎレストランには注力を払っています。外光がたっぷり入る吹き抜けの空間が気持ち良い「Bistro NOHGA」がそのレストランであり、地域から調達する食材や旬の食材で作る優しい味付けのフレンチベースなオリジナルコンテンポラリー料理が提供されています。

3:ビストロノーガ  店内イメージ㈪.jpg
周辺地域からの食材を積極的に取り入れ、素材を生かしたこだわりのコンテンポラリー料理を提供する「Bistro NOHGA」。相性のいいワインや日本酒、クラフトビールなども多数揃えている。

同時にナチュラルワインやクラフトビール、日本酒などの選択肢も揃い、食事とドリンクのペアリングが楽しめます。宿泊者だけに限らず、地元のご近所さんからも愛され、観光客も含めて幅広いゲストが気軽に集えるようにと、ランチもカフェタイムも充実したメニューで歓迎しています。

6:ビストロノーガ ディナーイメージ㈰.jpg
ディナーはコースだけでなく、アラカルトメニューも豊富。美しい料理とバラエティー豊かなドリンクで口福の時間を堪能できる。

他に1階レストランの外には緑に包まれるテラスがあり、2階には快適な空間の「ライブラリーラウンジ」が造られています。特に2階の空間にはヴィンテージ家具が設えてあり、24時間自由に過ごせ、客室以外でリラックスできる空間として好評です。

4:2階ライブラリー.jpg
ライブラリーラウンジには、アート関連の本や写真集などこだわりのコレクションが揃っている。

もうひとつ、上野は江戸から続く職人の街でもありました。いまもなお工房や職人が技術を継承し続けている一方で、若いクリエイターの個性的な店舗も多く見かけます。すっかり昭和の時代とは違いモダンに姿を変え、新しい上野へと発展中の駅周辺も再発見する人が多いはず。一方、下町情緒あふれるアメ横商店街や老舗店舗は昔のままに趣を残し、懐かしい店舗が並ぶ商店街は活気に満ち、インバウンド客にも人気なのです。

5:2階テラス.jpg
ライブラリーラウンジに隣接したテラス。気候のいい時期にはソファに身を沈めのんびりした時間を楽しむ人も。
 

駅に近い「NOHGA HOTEL UENO TOKYO」から上野駅の反対側に向かい、坂を上れば緑豊かに広がる上野恩賜公園へと繋がっています。あたりには東京国立博物館・国立西洋美術館や歴史的な建造物、上野動物園、上野東照宮、東京藝術大学などが点在し、まさに上野のもうひとつの顔であるアカデミズムの空気感も漂っています。「NOHGA HOTEL UENO TOKYO」での滞在では、こうした地元散策に加え、少し遠めですが、秋葉原も、合羽橋も徒歩圏内。また東京の古くて新しい人気エリア「谷根千」(谷中・根津・千駄木)までも徒歩で周れます。外国からのゲストが喜ぶ理由は、こうして歩いて東京の今昔、大正や昭和レトロ、そしていまをときめくモダンをいちどに楽しめるからなのでしょう。

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ホテルの客室ですが、地元のアーティストたちによる手工芸品が飾られ、植物由来のバスアメニティや、マットレスへのこだわり、オリジナルルームウェアなどが用意され、18㎡から64㎡まで様々なデザインの客室が全130室揃っています。

8:客室「ノーガスイート」㈫.jpg
「ノーガスイート」(64㎡)の寝室は4名まで滞在可能。長期滞在も考え、簡易キッチン、オーブンレンジ、ワインセラーも設置された贅沢な部屋。バスルームも広くダブルシンク設置。

ホテルのオリジナル家紋をデザインした「京源」、グラスや江戸切子などオリジナルプロダクトをデザインした「木本硝子」、レストランプロダクツをデザインした「ALLOY」など、数多くの職人やアーティストとの地域連携オリジナルプロダクトが随所に設置され、滞在のクオリティや興味深さを高めてくれているのです。「小さくてもキラリと光る」、まさにこの表現がぴったりのホテルで、気取らず、肩の力を抜いて地域の魅力再発見です。

NOHGA HOTEL UENO TOKYO

東京都台東区東上野2丁目21−10
tel: 03-5816-0211
https://www.nohgahotel.com/ueno/

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

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