MUNI KYOTO by 温故知新 ~嵐山/京都~ モダニズムと京都の伝統香るホテルに舞い降りた「美食の宴」へ!
ホテルへBon Voyage 2025.04.03
京都の名勝嵐山を滔々と流れる大堰川、時代劇を彷彿とさせる渡月橋の風情あふれる風景、小径で有名な嵐山竹林、野々宮神社など、周囲の由緒ある見どころ満載のロケーションに佇むスモールラグジュアリーホテル「MUNI KYOTO」。京都の中でも外国人観光客が殺到する場所ですが、朝の静けさの中、聞こえてくる川のせせらぎ音や小鳥のさえずりは穏やかな1日の始まりです。一方、夜になれば闇を照らす月光も「古の都」の旅情を誘ってくれます。

恵まれたロケーションに佇むMUNI KYOTOは、その名のごとく「唯一無二」のホテル。遥か昔から栄えた古都の一等地で、洗練されたモダニズムを湛え独自の空間を造り上げました。そして、つい最近、このホテルではふたりの世界的なシェフが競演する特別な2日間が設けられ、「MUNI KYOTO」ならではの食に対する熱い思いが発信されたのです。

フランス・パリを代表する最高級ホテル「ル・ムーリス、ドーチェスター・コレクション」の二ツ星レストラン「Le Meurice Alain Ducasse」のエグゼクティブシェフ、アモリー・ブウールと、ここ京都の「MUNI ALAIN DUCASSE KYOTO」のエグゼクティブシェフ、アレッサンドロ・ガルディアーニのふたりが、京都の繊細な感性と、インターナショナルなセンスで特別な料理を披露してくれました。彼らは、かつてアラン・デュカスの下で腕を磨いた仲間としてこの京都で再開を果たし、「Four Hands Dinner」としてふたりの技が競い合う夢の2日間を提供しました。

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それぞれにパリの「Le Meurice」で培ったフランス料理の技と誇り高き精神と、さらに世界的にも注目される京料理の伝統文化と哲学を共有し、2025年2月、終盤の2日間にわたり、革新的なふたりの技がテーブルを飾りました。彼らが腕を振るった3皿ずつの自慢の料理に驚き、舌鼓を打ちながら贅沢な時間はあっという間に過ぎ、ホテル名の「MUNI」ばかりか、料理も「唯一無二」を満喫する特別な時間となったのです。

2020年、アモリー・ブウールがパリの「Le Meurice Alain Ducasse」の総料理長に就任して以来、アラン・デュカスの料理哲学を10年以上も継承し続けて最強の後継者となり、地元食材にこだわり、サステナビリティを軸に、周囲のシェフたちも注目する新しい料理を生み出してきました。一方、まさにここ京都で料理に挑戦し続けるアレッサンドロ・ガルディアーニ氏は、アラン・デュカスで培った料理哲学を「MUNI」流のコンテンポラリーな料理へと昇華させる才能にあふれた料理人です。

その日、彼らふたりが創り出したひと皿ひと皿は、運ばれるたびに季節感のある色彩にワクワクし、香りに魅了され、食材のコラボレーションの斬新さにも驚きながら満喫したのです。巨匠デュカスの精神を次世代へと継ぐ、友情に導かれた若きシェフたちの料理に、誰もが「Bravo」の言葉を添えました。
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舞台となった「MUNI KYOTO」は2020年8月1日に開業、全21室を備えています。コンセプトは「唯一無二」、白とグレーの色彩は上品な落ち着きを放ち、そこここに植えられた緑の植栽がアクセントになったミニマルでモダンなインテリアに心地よさが体感できます。

地下1階はアラン・デュカスの名を冠にしたコンテンポラリーなフランス料理のレストラン「MUNI ALAIN DUCASSE」、1階には嵐山の情景が楽しめ、朝食・ランチ・ティータイムが楽しめるカジュアルレストラン「MUNI LA TERRASSE」があります。さらに、最高級品プロダクツで知られるスイスのエイジングケアブランド導入のスパ「MUNI SPA」も見逃せません。

パティシエ手作りの焼き菓子やチョコレートなどが人気のブティック「MUNI LA BOUTIQUE」では、宿泊客以外の観光客も数多くの人々が立ち寄っています。星の数ほどある京都のホテルや旅館の中でも、随所に和洋の魅力を湛えながら、ナチュラルテイストと洗練さが漂うラグジュアリーなホテルです。

MUNI KYOTO ムニ キョウト
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3番
075-863-1110 (10:00〜19:00)
https://muni.by-onko-chishin.com/

Kyoko Sekine
ホテルジャーナリスト
スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。
http://www.kyokosekine.com