'クールな香港'の中心地、ランドマークに
スタイリッシュな都会の隠れ家ホテル。
「The Land Mark Mandarin Oriental Hong Kong
(ザ・ランドマーク マンダリン オリエンタル 香港)」
セントラル/香港

 香港のセントラル地区といえば、金融、ビジネスの中心でもありますが、高級ブランド店の立ち並ぶショッピング街としても知られています。その中心地に、2005年8月のオープン時から話題を呼んだ高級ホテルが、「ザ・ランドマーク マンダリン オリエンタル 香港」でした。

都会のホテルとして、セントラル地区の一等地にありながら隠れ家的な雰囲気があることが大きな魅力です。華やかな看板もサインも造らず、エントランスが控えめであることもイメージ造りの一環だったのかも知れません。話題になったもうひとつの理由には、ホテルのブランド力や、香港老舗ホテルのホスピタリティで知られたフラグシップホテル「マンダリン オリエンタル 香港」が、趣もコンセプトもガラリと変え、モダンな「ザ・ランドマーク」として誕生させた未来志向にもありました。

sekine120511_a.jpgエントランス・ロビーから見たベルマンと玄関ドア。

さらに、ホテルが長年育んだ信頼と人気の施設である「スパ」にもより現代性を持たせ、「ザ・ランドマーク」では、当時、香港のホテルの中で最新鋭と言われた設備を充実させたのです。またマンダリンのスパが開発した独自のセラピーを基盤に、新たなメニューの提供も女性達の熱い視線を集めました。その「ザ オリエンタル スパ」は、2フロアを専有した約2300㎡に及ぶスペースに、ゆったりとゴージャスなトリートメントルームが用意されています。また同じエリアにはヒート&ウォーターのウェットエリアが用意され、施術の前に心身を充分にリラックスすることで、セラピーの効能を高めると言われています。他にもハイテクを駆使した'ピラティスルーム'や、ヨガ専用スタジオ、18mの室内プールなどが併設され、美と健康、リラクゼーションを謳うトータルなアーバンスパとして今も変わらぬ人気です。

 衝撃のデビューから7年が過ぎた今、存在感を増したホテルに新たなる魅力が加わりました。それは、世界的なポディアリスト(足病治療士)である仏人、バスチアン・ゴンザレスによるネイルスタジオ「ペディ:マニ:キュア スタジオ」がオープンしたこと!東アジア初となる進出のネイルスタジオとして、疲れた足をすべすべで健康的な足へと蘇らせる魅惑のサロンです。初めての体験を済ませた人の多くが、「自分の足が嘘のように蘇った」ことへの驚きを隠せないといいます。実際に私自身も、このフットケアのためにホテルのスパに通ってもいい・・・と思うほど足がすっかり変わりました。

sekine120511_b.jpg(左)デラックスルーム全体。(右)贅沢なランドマーク・スイートのバスルーム。

世界的なインテリアデザイナーであるピーター・レメディオスが手掛けた客室のコンセプトは'モダン・エレガンス'。室内は広いスペースがあり、リビング、寝室、バスルームに別れ、使い勝手は抜群です。またエジプト面の上質なベッドリネン、工夫されたライティング、広いバスタブなど、ひとつひとつに細かい配慮が成された高級感溢れる造りで、まさに贅沢に過ごせる都会の隠れ家というところ。「MOバー」のアフタヌーンティー、モダンフレンチの「アンバー」など、上質で個性的な食も充実しています。泊、食、癒しなど、ホテルに滞在しながら'自分磨き'ができるのは、現代のライフスタイルにぴったりです。(K.S)

sekine120511_c.jpg(左)MOバーの印象的なライティング。(右)これが人気のアフタヌーンティー セット。

sekine120511_d.jpgMOバーで提供される人気のアイテム。左は「海南チキンライス」、右は「照り焼き和牛バーガー」。

sekine120511_e.jpg(左)メインダイニングのモダン・フレンチ・レストラン「アンバー」。(右)「北海道ウニ」。

The Land Mark Mandarin Oriental Hong Kong
ザ・ランドマーク マンダリン オリエンタル 香港

15, Queen's Road Central, The Landmark,
Central, Hong Kong、China
Tel (852) 2132-0188 
www.mandarinoriental.co.jp/landmark
部屋数: 101室(+スウィート11室、プレジデンシャルスイート1室)
室料: (ベッド&ブレックファスト)最低料金HK.$.4499~、
(ビジネス+宿泊プラン)最低料金HK$.4580~、
(いずれも利用日により変動、要問い合わせ)
問合せ先: 00531- 650-487(予約専用フリーダイアル)
又は各旅行代理店へ

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

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