コンテンポラリィ・バンコクを代表するヒップなホテル。
「Siam @ Siam Design Hotel & Spa(サイアム・アット・サイアム・デザインホテル＆スパ)」バンコク／タイ

　2007年3月にグランドオープンを迎えたデザインホテル、「サイアム・アット・サイアム」は、今までのスタイリッシュなデザインホテルとは趣を変え、ぐっとローカルなイメージに迫っています。バンコクのデザインホテルといえば、「スコータイ」や「メトロポリタン」といった洗練された都会派ホテルをイメージするでしょうが、ここはＮＹの倉庫街からインスパイアされたといい、アーティスティックなオブジェやデザイン、カラフルなインテリアが独特な空間を演出しています。エントランスにはオーナーの趣味という、60年代の貴重なアメリカ車が飾られ、「ここはどこ？」と思わず居場所がわからなくなってしまいました。

ライティングが個性的な「サイアム・アット・サイアム」の外観。

　25階建てのホテルの11階には、オープンエアのスイミングプールが作られており、バンコクの景色を眺めながらプールを楽しめます。

街を眺めながら楽しめる、エッヂの切れたインフィニティ・プール。

　また、10階には1000㎡という広さを誇る'スパ・Ｔｅｎ'があり、「地、水、風、火」というフォーエレメンツを基に心身のバランスを整えるトリートメントが用意されています。本場のタイ・マッサージのほか、リフレクソロジー、ハイドロテラピー、アロマテラピーなど数々のトリートメントが楽しめます。スパのインテリアも相当個性的で、まるで別世界に行ったような不思議な色と空間が作られており、7室のトリートメントルームは予約を取るのに難しいほどの人気です。

「スパ・テン」では東洋系からアロマテラピーまで豊富なメニューが揃う。

「レジャークラス」のツインルーム。

カラフルなデザインと、種類の多いカクテルが自慢のバー「イレブン」。

　客室は28㎡～42㎡とゆったりした空間。レストランもしっかりとしており、コンテンポラリィなタイ料理を始め、インターナショナルキュイジーヌを提供。充実した美味しさでジモティにも人気の場所です。ビジネスルーム、パーティエリア、バーなど設備も充実。リーズナブルな料金設定ゆえ、'ヤング・エグゼクティブ'向けのホテルとしても、気軽に泊まりたい人にとってもお薦めのホテルです。（K.S）