ベトナムの新境地ランコーに誕生した
快適なハイダウェイ・リゾート
アンサナ・ランコー
~ランコー/ベトナム~

 ベトナムには、今も尚、人知れず自然のままに美しさの保たれたビーチが幾つもあります。ここランコーのビーチもそのひとつ、現在まで開発の手の及ばなかったハイダウェイ'カン・トゥン・ビーチ'は、新たに開発を始めた広大なリゾートコンプレックス「ラグーナ・ランコー」の前に3kmも続いています。そのために、関係企業は環境保護を念頭に、周囲の自然や野生動物との共存、海亀の保護などに尽力を注いでいるのです。
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「アンサナ・ランコー」の外観と海に面した庭

 「アンサナ・ランコー」は、エコ・フレンドリーリゾートで知られた「バンヤンツリー・ランコー」と同じ敷地内に隣接して建ってはいますが、全くタイプの違うリゾートとしてオープンしました。バンヤンツリーが大人のラグジュアリーを謳っているのに対し、アンサナはやや年齢層も若く、またファミリータイプとしてデザインにも遊び心を含み、カジュアルな雰囲気が演出されています。いずれにしても、美しい海と白い砂浜を共有したオーシャンリゾートとして、ベトナムの新たなデスティネーションとなるはずです。

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300mものプール。

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プールで遊ぶ小さな男の子と父親。目の前は海。

 オープンは2013年2月でした。ベトナムの中部、ダナンとフエの間に位置しており、まだ開発途中のこのリゾートコンプレックスには、後々、あと数軒の最高級リゾートが建つ予定と言われています。アンサナの客室数は229室と中規模タイプ。館内はベトナム王朝時代を彷彿とさせる調度品とともに、スタイリッシュなインテリアを融合させて印象的なリゾートを作り上げています。また、大きなメインプールの他に、全長300mにも及ぶプールが建物を囲むように蛇行して造られ、家族連れにもカップルにも大好評!もちろん、リゾートには自慢のアンサナ・スパも用意されています。

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ロビー空間を飾るのは大きなヴェトナム風インテリア照明と民族衣装を着た人形。

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シグネチャーカラーのオレンジ色が際立つ客室内。

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「アンサナ・スパ」、トリートメントルーム内のバスタブ

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トリートメント開始前に行うフット・バス・リチュアル

 一方、注目のレストランは、アジアの'米'から作る飲みものを揃えた「ライスバー」や、'米'が主役のベトナム料理「ライス・ボール」など、この土地ならではの独自のコンセプトを掲げました。他にもローカルとインターナショナル・キュイジーヌを提供する「マーケット・プレイス」、シーフード中心の創作料理「ムーン・バー」など、グルメも満足する食処が揃っています。

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甘くて香ばしい「ベトナム珈琲」はアイスでも美味しい。

 近くには世界遺産の町ホイアンもあり、旧市街での散策や買い物にはもってこいです。滞在に余裕があれば、日帰りでフエの町を訪れユネスコ世界文化遺産の'フエの建造物群'を探索するのもお薦めです。(K.S)

アンサナ・ランコー/ Angsana Lang Co
Cu Du Village, Loc Vinh Commune, Phu Loc District,
Thua Thien Hue Province, Vietnam
TEL: +84-54-3695-800 Fax:+84(54)3695-999
URL:http://www.angsana.com
料金:(室料)US$.208~US$.416、その他パッケージ料金有り、
アクセス:至近の空港はホーチミンで乗り換えてHUE又はDa Nang空港、
日本での連絡先:0120 778 187

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

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