台北ならではの個性を発揮した「W」、
スタイリッシュな空間は台北旅情に溢れていました
W 台北
~台北/台湾~

刺激的なホテルというのは、こういうホテルを指して言うのでしょう。台北市内でトレンディなエリアとして注目を浴びている信義地区には、あの世界で2番目の超高層ビル「台北101」ビルが建っています。新しく開発された地域だけに、ファッションもナイトライフも最先端、トレンディな若者の集まるスポットでもあります。

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「W台北」と「台北101」の見える夜景

 ホテル「W台北」はスターウッドグループの看板となるブティックホテル。世界の各都市で話題となるモダンなホテルを展開し、それぞれに確かな人気を築いています。ここ台北では、2011年1月14日にオープンしました。総客室数は405室。スタッフは生き生きとパワフル、ゲストには若い人が目立ちますが、それでも高級ホテルであり、やはりエグゼクティブクラスのビジネスマンが圧倒的です。ただホテル愛好家の女性や、年齢層の高い固定ファンも意外に多く、館内の雰囲気は"お洒落な大人のホテル"という感じです。

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1階エントランスにはホテルへの案内があり、そこからエレベータで上がりこのフロントへ到着。

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メインのフロントに続く"リビングルーム"。カラフルなスペースで自由に使え食事も可能。「WOOBAR」が併設。

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客室階のエレベーターホール。

 客室内はカラフルなパブリックスペースとは違い、驚くほど落ち着いた色遣いにまとまっており、疲れた1日の体を休めるには最適な空間です。最新テクノロジーの搭載によりビジネス環境が整う客室では、ベッドの上質感やリネン類の肌触りの良さなども嬉しいほど快適です。「なんと言っても"台北101"が間近に見える側の客室が人気ですが、反対側の、山と街を見渡せる景色もステキですよ。」とスタッフ。客室の呼び名は、ワンダフルルーム、ファビュラスルーム、スペクタキュラールーム、WOWスィートなど、「W」ならでは。その他、「WETBAR」「WOOBAR」などのバー&ラウンジ、「AWAYスパ」、ショップ「STORE」、ジム「FIT」、プール「WET」などもそれぞれに充実のスペースです。

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落ち着いた彩りの部屋造り。ベッドに於かれた籐製の台湾伝統の枕が印象的。窓の外は「台北101」の全貌が見える。

 さらに、台湾といえば料理に期待が集まります。レストランはメインダイニングの中国料理「紫艶」(YEN)とインターナショナルキュイジーヌ「キッチンテーブル」の2ヶ所。他にもオープンスペースのラウンジやバーなどで軽食が可能です。特に、毎晩DJが入るという「WOOBAR」では、クラブ感覚で地元のトレンディピープルが集まり賑わうそう。特に「YEN BAR」(「紫艶」に併設)では台北一のクリエイティブなアジアン・タパスが提供されると評判です。それから、オールデイダイニングの「キッチンテーブル」では、3時から5時までアフタヌーンティーが楽しめ、とりわけ「台湾流アフタヌーンティー」は是非・・・のお薦めです。

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インターナショナルキュイジーヌを提供する「キッチンテーブル」。

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31階にあるモダン広東料理「紫艶」(YEN)の料理は絶品。

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「YEN BAR」(紫艶バー)で提供される「W」オリジナルの台湾飲茶を意識したアフタヌーンティー。ゴージャスなプレゼンテーションと新しい飲茶が大人気。


 スパもショップもプールも素敵!!でも、やっぱり台湾のグルメに惹かれました。レストランでも、ラウンジでも美味しいものだらけ。食べすぎには充分に注意したいホテルでした!(K.S)

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10階に造られたアウトドアのプール「WET」の夜景。

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デイタイムのプールサイド。


W台北
Hongxiao East Road Sec. 5 Xinyi District 台北 110 台湾
Tel : (886)2-7703- 8888 Fax: (886)2-7703-8899
http://www.starwoodhotels.com/whotels/property/overview/index.html?propertyID=3573&language=ja_JP
客室数:405室
料金:TW$:9.360~332.400 (ネット参考価格)
施設:レストラン、ラウンジ、バー、リビングルーム、
プール、ジム、スパ、ショップ、ビジネスセンター、他、
アクセス:桃園国際空港(TPE)約50km、車で約90分。
松山国際空港(TSA)4.8km、車で約15分。

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

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