ヴェトナム初のウルトラ・デラックスホテル誕生
その凄さは桁外れでした！
ザ・レヴェリー・サイゴン
～ホーチミン・シティー／ヴェトナム～

　ヴェトナム第一の商業都市ホーチミン・シティー（サイゴン）に、2015年9月1日、ウルトラゴージャスなホテルが誕生！　初めてづくしの高級ブティックホテルは、まず、7階のエントランス・ロビーに足を踏み入れた途端、思わずその足が止まってしまったところから驚きの連続が始まりました！

発展著しいホーチミン（サイゴン）の夜景、ホテルは手前の建物。

貴重な大理石づくしのエントランスロビー、エレベータ-ホール。

宝石が鏤められている話題の時計が飾られているメインロビー。

　客室総数は286室、ホテルは39階建ての真新しいタイムズ・スクエア・タワーの上層部と、同ビルの低層部を利用しています。思わず足が止まってしまったロビーには、3ｍ以上もありそうなバルディ・フィレンツェの絢爛たるオリジナル時計が置かれ、高い天井からはキラキラと輝くシャンデリアが目映いほどに飾られています。ロビーに始まり、どのスペースも、客室もそれぞれに驚かされました。デザインを手掛けたのは、世界的に名のあるアーキテクトやアーティスト、インテリアデザイナーたちです。ホテルの設計チーフはケント・ルイ。日本では馴染みが薄いかも知れませんが、香港の国際空港ビル、同じく香港島ではアイコン的存在のHSBC（中国上海銀行）ビルを手掛けた人です。何よりも、39階から見下ろす街の眺望は、今までのホーチミン・シティーの印象がすっかり変わるほどエキサイティングなのです。

グランドデラックスキング、シックな色彩に纏められた明るい客室。

ジュニアスィートの寝室とバスルーム。バスルームの床やバスタブの壁はオリジナルのモザイクタイル、壁は大理石。寝室もブルーがテーマの贅沢な部屋。ゴールドは本物の金箔。

ヴィジオネアの白をテーマニしたエレガントなスィート。壁のクジャクの絵は富の象徴。

　ホテル全体のインテリアデザインは、クラシカルな古き時代の貴族的な印象ですが、ビル自体は総ガラス張りの斬新な建物です。つまり新旧の融合はホテルのコンセプトのひとつでもあるのです。意匠の全てを説明したいほど、細部にいたるまで手を抜かないこだわりには驚かされました。館内の壁、バスタブの外壁、床など随所を飾るモザイクタイル、もう二度と採掘は不可能という貴重なブルーやパープル系の大理石、客室に置かれた高級ベッドを包むフレッテ社の400スレッドカウントと600スレッドカウントのリネン類、足もとに置かれたレザーのデザイン・ディヴァン（長椅子）、白色に輝くシャンデリア、極上のシルク製の壁などなど枚挙に暇がありません。

ホーチミン随一の本格的イタリアンレストラン「R&J」。

「カフェ・カーディナル」はオールディダイニング、食事はフレンチがベース。

　38～39階を利用したクラブラウンジは542㎡。Visionnaire の家具が配され、インテリアには新進気鋭のヴェトナム人アーティストの作品がアクセントに配されています。一方、4箇所揃うダイニングは、フレンチ、イタリアン、中国料理の3ヶ所と、アジアンなモダンカフェ「ザ・ロング＠タイムズ・スクエア」、吹き抜けの明るいオールディダイニング「カフェ・カーディナル」も人気です。

ゴージャスなスパのレセプション。

ホーチミン初の高さを誇るプールは町のパノラマが楽しめる。

　さらにスパもあり、「ザ・スパ・アット・ザ・レヴェリー・サイゴン」はハイエンドなシティスパとの評判です。フィットネスセンター、スイミングプールが隣接し、6～7階を占有する面積は1200㎡。10室のトリートメントルームではオリジナルのメニューが楽しめます。まずは一度、「ザ・レヴェリー・サイゴン」を体験してはいかがでしょう。きっと、ホテル名「レヴェリー＝Day Dream」通り、夢を見ているような思いにかられるでしょう。（K.S）