注目のランドスケープとダイナミック・リゾート、
ダナンに展開する大型リゾートを堪能インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート~ダナン/ベトナム~
ホテルへBon Voyage 2015.11.27
リゾート名にある"サン・ペニンシュラ"(太陽の半島)という名の通り、太陽が燦々と輝く美しい亜熱帯の緑に包まれた半島に、「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」が展開されています。場所はベトナム中部のダナン、ソンチャ半島。プライベートビーチが広がり、半島はモンキーマウンテンと呼ばれ野生の猿が多く生息しています。

リゾートのオープンは2012年6月。半島の中腹をしめるリゾートは39ヘクタールもの広大な敷地にあり、前面には東シナ海がキラキラと輝いています。リゾートは数多くのランドスケープデザイナーとして知られたビル・ベンスリー氏によって設計・デザインされました。宿泊棟となるヴィラは、それぞれのテーマはSea, Earth, Sky, Heavenからなり、高所から海に向かって斜面に4層(4段)に並んで立っています。広大な敷地にはカートの送迎の他、リゾートの中央にはケーブルカー「ナムトラム」が山の上からビーチ際まで走り、途中下車もできるよう頻繁に上り下りしてくれています。


部屋数は全200室。客室内はベトナムの伝統にスタイリッシュなデザインが融合され、贅沢なスペースと調度品が高級リゾートらしさを演出しています。滞在したのは「クラブ・ペニンシュラ・スィート」(80㎡)でした。モダン・ラグジュアリーの客室には部屋の外に広いバルコニーにが造られ、ミニバー、デイベッド、ライティングデスク、ソファが並び、オープンエアの広いリビングエリアにも驚きました。バルコニーでは緑の森と東シナ海の大海原、美しい朝焼けや夕景が眺められ感動的でした。




特筆すべきは食の楽しみにもありました。リゾートにあるのは5軒のレストラン&バー。オールデイダイニングとして朝食からディナー-迄を提供する人気の「CITRON」では、海抜100mから海に迫り出すように造られたオープンエアのプライベートダイニングブースが大人気。早い者勝ちのスペースです。また2015年9月にオープンしたミシュラン3ッ星シェフ、ピエール・ガニエール'監修の「La Maison 1888」では本格的フレンチが堪能できます。


スパ「Harnn Heritage SPA」では、タイとベトナムを融合したトリートメントが提供され、施術用の8室は空く時間がないほど。訪れるゲストは100%の天然成分プロダクツで癒されています。設備も充実したリゾートであり、アクティビティも多いため、滞在中のゲストは敷地内で過ごす人が多いのですが、それでもダナンの町を始め、周辺には史跡や遺跡、ユネスコ世界遺産の古都ホイアン(30km)や、王都フエ(100km)もあり、ダナンからはドライブがてら観光で周遊するのも興味深いのではないでしょうか。

Photos:InterContinental Danang Sun Peninsula Resort
INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT
Bai Bac, SonTra Peninsula : Danang City , Vietnam :
Tel:+84-511-3938888
http://www.danang.intercontinental.com/
客室数:200室
料金:(朝食つき室料)490USドル(税・サービス別 ※変動制料金)
プラン:2015フェスティブシーズンプラン http://danang.intercontinental.com/festive-2015
施設:レストラン&バー、スパ、フィットネスセンター、ボールルーム、ライブラリ-、ビジネスセンター、ガーデンプール、キッズクラブ、プライベートビーチ、他、
アクセス:ダナン国際空港から車で20分
●日本での連絡先:IHG予約センター 0120-455-655(フリーダイヤル/営業時間 9:00-18:00/日・元旦休み)(予約)Reservations.ICDanang@ihg.com

Kyoko Sekine
ホテルジャーナリスト
スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。
http://www.kyokosekine.com