都会に隣り合うリゾート島に
本格的スパの楽しめるリゾートがあります!
「The Sentosa Resort & Spa(ザ・セントーサ・リゾート&スパ)」セントーサ島/シンガポール

 緑や花の多いことで知られるシンガポールには、中心部から車でわずか15分~20分で辿り着けるリゾート島「セントーサ島」があります。この島へは橋を渡る方法、ロープーウェイで行く方法がありますが、いずれにしてもわずかな時間で都会を離れ、リゾートムードに浸れるのが大きな魅力です。

sekine100611_a.jpgホテルエントランスの夜景

リゾート島として以前から幾つかのホテル施設があり、週末を過ごす地元の人々や日帰りのデートコース、海外からの観光客で賑わってきた観光の島ですが、その中でも本格的スパ施設を伴うリゾート「ザ・セントーサ・リゾート&スパ」が変わらぬ人気を保っています。もともと1993年創業時には、「ザ・ビューフォート」というホテル名でスタートしましたが、2003年、一大リニューアルとともに現在の名に改名されました。

sekine100611_g.jpgプライベートプール付きのガーデンヴィラ

sekine100611_h.jpg(左)メイン棟「パヴィリオン」の花に包まれた通路(右)緑に囲まれたデラックスルームの一つ

リゾート自体は小高い丘の上にありビーチには直接面していませんが、ビーチまでも徒歩で行ける距離です。一方で、島の東端にある「セントーサゴルフクラブ」に隣接し、約10万㎡以上という亜熱帯の森に囲まれた敷地にあることから、街からわずかな距離にいることさえすっかり忘れ、静かなリゾートを満喫することができるのです。しかもシンガポールでベスト3のひとつに数えられる「セントーサカントリークラブ」が隣接していることから、クラブのノンメンバーでも宿泊者はプレイ可能。リゾートには日本人のゴルフ目的客も多く滞在しているのを見かけます。

sekine106011_e.jpg(左)木下で過ごす快適なリラクゼーション(右)有名ゴルフ場に隣接、ゴルフ目的の滞在も多い

リゾート中央にあるメイン・プールは大きくて快適です。そしてプールに面したオープンエアーのシーフードレストラン「ザ・クリフ」も大人気。料理が美味しいのは言うまでもありませんが、夜のロマンチックな雰囲気の中で、シンガポールの若者のデートの場としても、プロポーズをする場としても人気なのだといいます。

sekine100611_f.jpgメインレストラン「ザ・クリフ・ダイング」

要チェックはスパにもあります。2002年にオープンした「スパ・ボタニカ」は、ガーデンスパとして知られ、広い敷地内には歩くことで心穏やかになるという緑の'ラビリンス'や滝、池なども作られ、静けさの中でゆったりとリラックスできる環境にあります。15室のトリートメントルームを備えるスパのコンセプトは名前の通り「植物」。トリートメントはすべて'植物に癒される'とし、プロダクツは植物から採取されたエッセンスが取り入れられ、そのオイルやゴマージュ、クリームなどを用いる施術が提供されています。シンガポールならではの花の香りに癒される「シンガポールフラワーバス」、シグナチャートリートメントの「アイランド・デライツ」などは特にお薦めです。また、施術を受ける寸前に、セラピストが混ぜて作られるミネラル泥の'泥パック'は、肌がすべすべツルツルになること請け合いです。男性専用メニューも充実しているので、カップルでスパ利用というのも贅沢ですね。(K・S)

sekine100611_j.jpg(左)スパ内の「ジャパニーズ・バスタブ」(中)トリートメントルームで施術中(右)スパ内で「ピラテス」のレッスン中

sekine100611_i.jpg「スパ・ボタニカ」内のプール


The Sentosa Resort & Spa
(ザ・セントーサ・リゾート&スパ)

2 Bukit Manis Road, Sentosa 099891 
Singapore
tel:(+65)6275-0331 fax: (+65)6275-0228
www.thesentosa.com
www.spabotanica.com
(スパ・ボタニカ:tel:+65- 6371-1130)
部屋数:214室
室料:デラックスルーム.S$.270, スウィートルーム.S$.385~
●「シンプリィ・スパ・パッケージ」(1泊2名1室)
週日 S$685~、週末S$715~
(含まれるもの)デラックスルーム1泊室料、「ザ・テラス」での朝食、
スパ・ボタニカでの各1名2時間のトリートメントとスパ施設利用、他

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

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