外資系高級ホテル初の'レジデンシャルドッグ'誕生!
「ドッグフレンドリールーム」も人気上昇
「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」
箱根強羅/神奈川県

2009 年3月に、当連載コラムNo.26でご紹介した「ハイアット リージェンシー 箱根リゾート&スパ」は、2006年12月の創業以来すでに4年が経過。確実に客の心を射止めリピーター人気の高いホテルに成長してきました。良質の温泉と美味しい食材に恵まれたレストラン、スパ施設を伴う理想的なリゾートとして、強羅という歴史ある土地の根強い人気とともに確実にその地位を築いています。

sekine101224_a01.jpg(左)ホテルの外観、緑に囲まれて快適なロケーションの強羅地区(右)緑が美しい中庭は好天ならばティータイムが快適

 そして2010年6月。今度は、ここになんとも可愛い犬のHARU(ハル)がやってきました。その縁組み当時、この春4月に生まれたばかりの愛くるしい黒のラブラドールレトリバー犬はやんちゃ盛りの男の子でした。

sekine101224_a.jpgMy Nmae Is HARU ! I'm a boy !!

HARUという名前は、ハイアットの「H(HA)」、リージェンシーの「R」、家族的な団欒のあるホテルということからユニオン「U」(結びつき)の頭文字を合わせ、さらに、春に生まれたことから、生命力に満ち溢れた季節のように元気な成長を願い「春」という名に決まったのだそうです。英語表記は外資系ホテルだから?かも・・・。

sekine101224_b.jpgいたずら盛りですが、皆様から愛されています

 そもそも「ハイアット リージェンシー 箱根リゾート&スパ」はコンセプトを'ロッジ'(邸宅)と掲げ、レジデンシャルなくつろぎをテーマにしていたこともあり、自分の別宅でくつろぐような滞在をして欲しいと考えていましたから、実は、ホテルでレジデンシャルドッグを飼うことはオープン前からの夢だったといいます。開業4年目にしてやっと夢が叶ったホテルの総支配人、野口弘子氏はこう語っています。「まるで自分の子供のように可愛いし、お客様もすでにHARUに会いに来る人が急増しています」と。新しいホテルの一員と成ったHARUは、知ってか知らずか、社員証まできちんと与えられ、お客様のリクエストがあれば玄関での出迎えや、限られた時間内にお客様と一緒に過ごす時間もあると言います。

 本来の目的は、愛犬と一緒にステイできる「ドッグフレンドリールーム」のホスト役、ゲストを和ませること、HARUとともに楽しさ倍増のステイを演出など大役もあります。

sekine101224_c.jpg(左)時々、リクエストに応えて玄関でのお出迎えも(右)芦ノ湖周辺をHARUと散歩

 その「ドッグフレンドリールーム」(72㎡以上)は一般客室とは仕切られ、ホテル内の専用エリアに6室が備わっています。床はタイル張り、ソファはビニールレザー製など、キズや染みも気にせずに飼い主が安心して滞在できるよう配慮され、専任のスタッフ常駐、チェックイン時のグルーミングサービス、ドッグケージ設置、シャワールーム、犬専用のアメニティが揃うなど、愛犬家にはとても快適な施設が整えられています。

sekine101224_d.jpgデラックス/ツイン&ドッグ・フレンドリールーム

ホテルからさほど遠くない場所には「箱根園」があり、ドッグランもあることから愛犬家にはもってこいの環境と言えるでしょう。それにしても、緑多い豪華な施設で飼い主一家と過ごせる犬は、本当に幸せですね。HARUはまだ若いため訓練は現在進行形ですが、大人になるにつれ訓練を完成させ、将来的には定期的にホテル玄関で、一定時間でもお客様を迎えられたら・・・というのがスタッフ一同の願いのようです。(K.S)


ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320番地
☏ 0460-82-2000 Fax 0460-82-2008
www.hyattregencyhakone.com
部屋数/79室(内スウィート9室)
料金/●ドッグフレンドリールーム(デラックスツイン)
2名1室+ドッグ1匹の室料/54.200円(税サ込み、入湯税別)~、
*ドッグ2匹目は+11.500円、*ドッグは小型犬、中型犬のみ。
●「4周年記念・Four Friends」2010年11月29日(月)~2011年1月28日(金)
※除外日:12月22日(水)~1月4日(火)/1泊2日4名1室:デラックス・ツイン&畳ルーム/88000円~(赤ワインボトル1本、強羅駅~ホテル間タクシーサービス、ダイングルームでの朝夕食付き)
予約問い合わせ/03-3222-1234

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

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