名前の通り「モダン」なデザインホテル
ホノルルでは珍しいウルトラモダンのホテルでした!
「The Modern Honolulu(ザ・モダン・ホノルル)」
オアフ島・ハワイ/USA

 2012年2月~3月にかけて久しぶりのハワイに飛びました。目的は2回目となるラナイ島の伝説のホテル「ホテル・ラナイ」に滞在すること。そしてオアフ島の「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」、さらに、ワイキキでは珍しいデザインホテルに泊まることでした。やはり、ハワイは日本人にとって馴染みやすく、安全安心のリゾート地であることを再確認しました。

sekine120323_a.jpg(左)ホテルの外観。(右)ホテルの部屋から観えるヨットハーバー。

 今回ご紹介するのは、オアフ島のアラモアナ通りに面して建つ斬新なデザイナーズホテル「ザ・モダン・ホノルル」です。名前の通り、ホテル内はすっきりとモダンなインテリアに統一され、今までのハワイのイメージとは少し違っていました。働くスタッフも全員若くスタイリッシュで、想像よりもずっと居心地の良いホテルでしたよ。2011年8月のオープンということで、未だ1年も経っていない新しいホテルです。ロビーにはスペースたっぷりのラウンジバー「ロビー・バー」があり、昼の間は、隠し扉のようにレセプションと本棚やカーテンで仕切られて見えないようになっており、夕方から姿を表します。それぞれの客室はとても使い勝手が良く、明るく、清潔でした。どの部屋にもベランダがあり、ハワイの町や海が眺められます。

sekine120323_j.jpg客室の窓から観る夕暮れのタウンビュー。

sekine120323_i.jpg(左)客室の快適なベッド。(右)客室内の飾り。

 このホテルの話題は、なんといってもレストランにあります。私が滞在するに至った理由も、実は、そのレストラン「MORIMOTO WAIKIKI」に興味があったからです。ハワイで話題のこのレストランは、ご存じ、森本正治氏の監修によるもの。彼は、以前日本のテレビ放映で話題を呼んだ「料理の鉄人」で、「和の鉄人三代目」として知られた方です。どんな料理が出てくるのかとても楽しみでしたが、驚いたのは、パシフィック・リムと日本料理の融合が素晴らしく、とにかく料理はどれも絶品でした。ランチタイムに食した「バラちらし寿司」のネタの新鮮さと、寿司飯の絶妙な美味しさ、ボリューミィなサイズ、プレゼンテーションの美しさに、思わず唸りました。昼も夜も、大きなレストランは満席に近い状態です。週末は予約さえ難しいといいますから、ブラボーですよね。

sekine120321_e.jpg(左)レストラン「モリモト」。(右)レストラン「モリモト」のコーナーにあるバー。

sekine120323_g.jpg(左)レストラン「モリモト」。(右)冷製のマグロの刺身ピザをオードブルに。

sekine120323_h.jpg(モリモト」の人気メニュー「バラちらし寿司」。

 このホテルはヨットハーバーに面し、中規模ホテルながらプールが2箇所もあります。「サンセットプール」「サンライズプール」と名付けられ、朝に夕に、美しく色を変えるハワイの空を楽しみながら過ごせるプールです。ロビーも、レストランも、そしてプールサイドも、それぞれにゆったりとしたスペースがあり、ラグジュアリィな空間で、のんびりと過ごせるリゾートは好印象でした。

sekine120323_c.jpgプールサイドの寛ぎエリア。

sekine120323_b.jpg(左)ホテル2階、プールサイドのラウンジエリア。(右)ホテルの2階、レストランに隣接した「サンセット・プール」。

sekine120323_d.jpg1階にある「サンライズ・プール」。

 ハワイ通でなら誰も知る「アラモアナショッピングセンター」までは徒歩で10分。散策も、買いものも、食事も便利で、ワイキキの中心部まで歩くことも可能です。日本の旅行会社が主催する無料トロリーバスのバス停も近くにあり、乗り降りにも不自由はなく、便利で素敵なホテルに出会いました。(K.S)

The Modern Honolulu
(ザ・モダン・ホノルル)

1775 ALA MOANA BLVD, Honolulu
HI 06815 Hawaii USA
Tel: +1-808-943-5800 Fax:+1-808-943-5841
www.themodernhonolulu.com
部屋数:353室(ペントハウスを含む)
料金:(参考価格)プロモーション「Kamaaina special」
USD 195.00 ~ USD 580.00(++TAX)
設備:レストラン.バー、ロビーラウンジ、プール、スパ
フィットネスセンター、ミーティングスペース、
ブティック、他
日本の連絡先:各旅行代理店へ
(予約)reservations@themodernhonolulu.com


Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

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