小粋でお洒落、ハイクオリティで遠慮いらず、
居心地のいいデザインホテルです。
「Twinpalms Phuket(ツインパームス、プーケット)」プーケット島/タイ

 いろいろな話題が尽きない昨今のタイ情勢ですが、ホテルやリゾートについても同様、話題の尽きることは無いようです。バンコクを離れ、リゾートアイランドとして世界に定着しているプーケット島には、現在も尚、新しいリゾートが次々とオープンを続けています。そんな中、観光客ばかりか地元の人々にも愛され、すっかり島に溶けこんだリゾートがあります。華やかさよりも、現代のタイらしい趣を湛えた'地元密着型のリゾートは「ツインパームス」といいます。スタイリッシュなデザインと居心地のいい客室、そして規模も中身も充実したスパが揃う、高級感に溢れた小規模リゾートです。

sekine0515_a.jpgオープンエアーのロビー全体。ついたての向こう側がエントランス。

sekine0515_d.jpgロビー周りに置かれた鐘楼。いかにも仏教国タイのイメージを盛り上げる。

 2004年のオープン当初はプーケット島初のデザインホテルとして話題でしたが、ジワジワとその実力を発揮し、のんびりとした雰囲気や美味しい料理がゲストからも地元の人々からも支持を受け、特にレストランはいつも賑わっているのが印象的です。
ウィークポイントはビーチに面していないこと。ただ、すぐ目の前に広がる広場を横切れば2分でビーチですから、私のように'風'が苦手な人には、むしろ落ち着きを感じてのんびりできるとファンも多いのです。

sekine0515_k.jpg敷地の中央に位置するメインプール

sekine0515_b.jpgロビーに隣接した明るいライブラリィ。

sekine0515_c.jpgビーチシャトルでどこへ行くにも自由自在。ちなみにホテルからビーチまでは広場を抜けて徒歩2分。

 にぎやかな道路に面したエントランス幅はそれほど広くはないのですが、奥行きがとても長く敷地が広いために、敷地内では車の騒音も聞こえず静かなリゾートライフが送れます。そして、各客室の前をくねくねと流れるラグーン・プールや中央に作られたメインプールのお陰で、どこにいても水を感じることのできる快適さがあります。また、小規模ホテルの割りに「パームスパ」は規模も大きく充実し、オリジナルのメニューもずらりと並んでいます。ここで提供されるのは癒しの施術に限らず、有資格者による高コレステロール症、高血圧、メンタルケアなどもあり、タイのハーブを用いた数々のホリスティック・トリートメントも高い人気を得ており早めの予約が必要です。

sekine0515_f.jpgプールになっているラグーンに直接アクセス「ラグーン・スィートルーム」

sekine0515_g.jpgスパのVIPルーム。バスタブのほか、タイマッサージ用のツイン布団スペースもある。

sekine0515_h.jpgトリートメント用の自然派プロダクツ。

居心地やスタッフ・サービスの素晴らしさは、クオリティの高いホテルでしたら当然語るべきことでもないのですが、この「ツインパームス」の魅力は、実は'食'の充実にもあります。地元の人に人気が高いのはというのは、まさにその点にあるんです。特に、豪快な海の幸やタイ料理、インターナショナル・キュイジーヌがずらりと並ぶ'サンデーブランチ'は、宿泊ゲストさえ前日までに予約しないとテーブルが取れないほど。ロブスターや新鮮な魚介類はもちろん、豊富な野菜、サラダ類、肉料理、デザート、世界のチーズまでずらりと揃う豪華ブッフェには、ひとつのテーブルにシャンペン・ボトルが1本サービスされ、午後遅くまで大盛り上がりです。食事が美味しいと、リゾート滞在は確実に楽しさが増しますよね。何しろ、お薦めのリゾートではありますが、食べ過ぎに注意!というところでしょうか。(K.S)

sekine0515_i.jpg宿泊者でも予約が必要なほど大人気のレストラン「オリエンタル・スプーン」。

sekine0515_j.jpg新鮮海の幸からタイ料理、インターナショナルキュイジーヌまでメニューが豊富。

Twinpalms Phuket(ツインパームス、プーケット)
106/46, MOO 3, Surin Beach Road,
Chemg Talay, Phuket 83110 Thailand
☏ +66-(0)76-316-500  Fax +66(0)76-316-599
www.twinpalms-phuket.com
部屋数/76室
施設/レストラン、バー、ラウンジ、ワインセラー、ライブラリ、
スパ&室内ワツ用プール、屋外プール、ジム、会議室、他、
室料/THB.5300~37150、スィートTHB.9100~91850、
レジデンスTHB.21150~129750.
アクセス/プーケット国際空港から車で30分。
日本での連絡先/ファルーカ 03-3423-2131

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

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