次々に誕生する「W」ホテル、今度の舞台は香港でした。
<font size=1>「W Hong Kong (W香港)」カオルーン島/香港 </font>

Lifestyle

 いずれ劣らぬスタイリッシュなホテルとして知られる「W」が、カオルーン島にある新しい再開発地区’カオルーン・ステーション’に誕生しました。ソフトオープンは2008年8月8日、8時8分といいますから、北京オリンピック同様、徹底していますよね。中国では「8」の数字は幸運を意味する数字。そのせいなのか、ソフトオープンから現在に至るまで、「グランドオープン無しに忙しくなった」とはPRマネージャーの言葉です。


スタイリッシュな外観。大型ショッピングモールが隣接している。

 さすがにお洒落なホテルのこと、男女スタッフともに若くて美形揃いでしたが、きびきびと働く姿に国際都市の国際スタンダードが感じられホっとしました。
 ホテルは’器’が素晴らしくても、スタッフが駄目なら評価ができません。「W香港」はその点でも合格でしょう。最高級の老舗ホテルからデザインホテル、安価なホテルなど、星の数ほどある香港のホテル。きっと、そんな競争原理が良い方向に働いているのだと、真新しい「W」に泊まって改めて香港の魅力を感じてきました。


天井が吹き抜けになったロビー・リビングルーム。


落ち着きのある色遣いと使い勝手のいい「ファビュラス・スウィート」。


個性的な色遣いが個性派に人気の客室「WOWスウィート」。

 宿泊ゲストも多く賑わっていましたが、ホテルの見学者の多さにもびっくり。また、若い方から年配の方、ビジネス客から観光客、ジモティまで、幅広い滞在客の層にも驚かされました。
 「W」のような斬新なホテルは、ともすれば若者やアーティスト系の人々など特定層に好まれる傾向もありますが、香港の「W」は、客室の尖り過ぎない居心地の良さや、スパ、レストラン、香港最高の位置にあるプールなど、斬新なデザインの施設が意外に落ち着いた雰囲気を醸し出していることで好感度が高いのかもしれません。


「W香港」最高階の76階にある25m屋外プール。


ベイビーブルーがシグネチャーカラーの「Bliss スパ」エントランス。トリートメントルームは全部で9室。

 レストランは、マルチカルチャーと呼ばれる料理を提供する「ファイヤー」、コンテンポラリー料理の「キッチン」の2箇所。コンセプトが明快なレストランは、いずれもすでに大人気でした。特に「キッチン」で提供している朝食のブッフェは、見せ方の美しさに加え、内容、味ともにとても個性的で思わずニンマリ。


レストラン「キッチン」のシェフズ・テーブル。

 「レ・クレドール」(世界的コンシェルジュ組織、本部パリ)のメンバーであるコンシェルジュがチーフとしていることで安心感も大きく、多様なニーズにも対応してくれると期待しています。(K.S)

W Hong Kong(W香港)

1, Austin Road West, Kowloon Station,

Kowloon, Hong Kong, R.O.C

☏ (+852) 3717-2222 Fax (+852) 3717-2888

部屋数/393室

料金/1,650香港ドル~

予約・問い合わせ/Wホテル☏0120-92-5262(日本語トールフリー)

http://www.whotels.com

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/bon-voyage/w-1.html