装いで、季節を先取る時に大事なこと。
caoの心の育て方。 2021.02.02
さまざまなものとのコミュニケーションが得意なcaoさんによる連載。毎回いろいろなテーマでお届け中。今月は春を迎える前のお楽しみについて。
こんにちは、caoです。
わたしの単なる感想ですが、2月は春を迎える前にグッと気温が下がって、寒さがピリピリしたりしますよね。
この感じ、個人的には好きなのですが、いっぽうで陽射しは力強くなるのですよね。
だからお出かけの時には、一足早く日傘やサングラスが必須となります。
日傘をさし、帽子をかぶり、サングラスをかけ、マスクをして、向かい風に立ち向かう姿を想像できます?
不恰好すぎない!?
もう、なんの仕打ちだーっと笑いが止まらない。
マスクの中は汗だくだく、無駄にゼーゼーして、スマートな装いもスマートな移動もできない。
みなさんは、春を迎える前のいまをいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
あったかな陽射しを楽しまれていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
……。いいなぁ~、本当にうらやましい!!
と、言うことで――
春を迎える楽しみのいろいろを、2月はおしゃべりさせていただきますね。
お話がズレてしまったら、ごめんなさい。
有言実行にならないところを、どうかこの「caoの心の育て方。」では楽しんでくださいませ。
それでは早速、今回は装いにつきましてちょこっと。
あなたのセンスってどうなの? と言われておりますわたくしですが、そこんとこは都合よく棚にあげちゃいまして、シレっと。
ふふ~ん♪ といっちゃいます。
よろしくお願いします。
わたくしが、ですが、季節の変わり目を楽しむのが好きになったのは、
きっと伝統的なものに関わる職人さんが周りに多かったり、華道や茶道、着付けや舞踊の先生や習い事をなさっていらっしゃる方も多かったことが、かなり影響しているように感じます。
華道、茶道、着付け、舞踊をなさっていらっしゃる方は、春を先取りする装いをしているのではないでしょうか。
また、みなさんも
寒さで家にこもりがちで、寒さで身体が強ばりがち。
そんな“がち”を、春の彩りやお花などの柄もので装いに取り入れてみたり、身に付けるアイテムに春をイメージしたものを身に付けたりして「春の先取り!」をしていませんか。
陽射しのあたたかさや空気の柔らかさを感じたり、気持ちもヌクヌクしたりして、どこか春を迎えることを意識していませんか。
卒業式や入学式などの区切りが春なのもありますが、“なんとなく”春は一年のスタートですよね。
“なんとなく”って大事。
寒い冬から春を迎える境目の2月。
境目に、“なんとなく”春を迎えるように、ご自身で徐々にシフトするって、ご自身への優しさでいっぱい。
心が身体を、身体が心を、と
心身伴っている感じがして好きです。
一年を楽しむならば、まずはあなたの心と身体の息を合わせましょう!
あっ、そうだ。
ちょっと前?! いえいえ、かなり前にホームステイした時
ホストファミリーから、日本人はなぜ、黒やグレーの服ばかり着るのか? と質問されたことがあるのですが、わたしはガチャガチャに彩りを身に付けるので、ねー、なぜだろうね? と質問返しをしたことがあります。
どう思いますか?
答えられるかな?
その答えでいいのかな?
意外と大切な問いのように感じますが、みなさんはどう思いますか?
そういえば、今日は2月2日の節分ですね
鬼は外~ヽ(*´∀`)ノ♪
福は内~ヽ(*´∀`)ノ♪
盛大にやっちゃいましょう。
鬼も、福も、神さまよ。
愛情たっぷりにね‼
illustration : MARIKO ENOMOTO, photo : cao