【シャネル45】メゾンと東京のアートシーンが繋がる! 熱狂の一夜。シャネル、メディエダールコレクションを東京で発表。
Chanel 2023.06.05
2023年6月1日(金)、シャネルのメティエダール コレクションが東京ビッグサイトで発表された。このショーは昨年12月6日にセネガル・ダカールの旧司法宮で開催したショーを東京で再演したもの。そのダガールで開いた刺激的なショーに、東京ならではのアートシーンを繋げた新たな世界を披露した。
エネルギッシュな東京を感じて。
ベージュとブラックを基調にしたミニマムなセノグラフィーが舞台となった今回のショー。冒頭では、日本人ギタリストのIchika Nitoが今年3月に亡くなった坂本龍一の曲「戦場のメリークリスマス」をバイオリン、ピアノと共に演奏。その後、ダカールのショーでのパフォーマンスを披露したセネガル人のラッパー、NIXとIchika Nitoが共演し、コレクションがスタート。
ダカールのショーで披露された学生による力強いダンスパフォーマンスも東京で再現された。ダカールと同じく、フランス人の著名な振付師のディミトリ・シャンブラスによるダンス「スロー ショー」を洗足学園音楽大学、多摩美術大学、日本女子体育大学などの学生ダンサーが踊り、迫力のある群舞を披露。
アルチザンの技が際立つコレクション。
2022-23年のメティエダール コレクションは、アーティスティック ディレクターのヴィルジニー ヴィアールがメゾンダールの職人たちとクリエイティブな対話から生まれたもの。その濃厚なコミュニケーションを通して再構築したカメリア、絡み合うパール、ジュエリー、ボタン、ビーズの刺繍、スパンコールといったシャネルの象徴するコードとともに1970年代のほとばしるエネルギーから着想を得た色やモチーフを豊富に組み合わせている。70年代のスピリットを感じさるシルエットを軸に、ビーズやスパンコールが煌めくグラマラスな刺繍、そしてシャネルのコードであるツイードやフラワーモチーフが華を添える。フィットするロングコートやタイトでフレアに広がったパンツ、マルチカラーのツイード、プラットフォームシューズ、そしてオーバーサイズでカラフルな花の刺繍が入ったスウェットシャツなど、70年代のエレメントを散りばめたコレクションとなった。
ジェニー、小松菜奈、パク・ソジュン、王一博......会場を彩るセレブリティが来場。
本国のフランスはもちろん、世界各国で開催されるシャネルのショーで見逃せないのがフロントロウを飾る豪華な顔ぶれ。2017年以来になる東京でのショーとなった今回も世界各国から、シャネルを愛するセレブリティたちが集結した。中でも日本、中国、韓国などアジアのスターが東京に集まり、シャネルのアジアでの存在感の高さが浮き彫りとなった。
韓国の人気俳優、パク・ソジュンは「音楽とステージが完璧に調和していて、今日のパフォーマンスは本当に見事でした」と語る。さらにシャネルのアンバサダーでもあるBLACKPINKのジェニーは「生地の質感や動き、そして華やかなモデルたちが美しく着こなしているのを見て、とても感動しました。パリにいった時にアトリエを訪れ、そこで見たすべての手作業やサヴォアフェール、細やかなディテールなど、本当に感動的でした」。日本からは、小松菜奈や二階堂ふみ、そして中国からは王一博(ワン・イーボー)などが駆けつけ、シャネルのショーには欠かせない存在であるキャロリーヌ・ドゥ・メグレやクリステン・スチュワートらの姿も。
サプライズパフォーマンス!アフターパーティではジェニーの新曲披露も。
アフターショーのパーティも大いに盛り上がった。ステージのスクリーンに投影されたのは、シャネルの服やアクセサリーを纏った「美少女戦士セーラームーン」のキャラクターたち。さらにオープニングアクトを務めたのは、日本のガールズバンド、CHAIと日本での開催を強く意識した内容に。その後、セネガル人のラッパー、NIXとIchika Nitoがスペシャルコラボレーションした一夜限りのスペシャルセッションも披露し、盛り上がるゲストたち。さらには、サプライズゲストとして、世界を席巻するK-popグループ、BLACKPINKのメンバーでありシャネルのアンバサダーでもあるジェニーが登場! 未発表の新曲を含む2曲を披露し、会場を盛り上げ、熱狂的な一夜を彩った。
ショーの前夜、セレブリティたちの東京でのナイトライフを追いかけたムービーも到着。こちらもチェックを。
シャネル カスタマーケア
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text: Tomoko Kawakami, photography: Chanel