おこもり生活中は、ママンのウェルネスもお忘れなく。

ホテルでの隔離生活の最大の利点は、食事の支度と片付けをしなくていいことです(笑)。隔離中2週間の仕事のペースは、はっきり言ってかなり緩んでしまっていましたが、「閉ざされた空間での、(子どもふたりとの」運命共同体の生活をいかに無事に終わらせるか」を最重要目的として遂行しましょう。

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ホテルに滞在とはいえ隔離なので、掃除はセルフサービス。掃除機を貸してくださいと頼んだらシンプルな箒とちりとり、そしてモップが部屋に届けられました。なので、お掃除はふたりのシンデレラと、ひとつのイベントのようにしてやっていました。

洗濯も下着など最低限のものだけを洗うつもりで準備された方が良いでしょう。なるべく部屋の中がごちゃっとせず、スッキリしていた方が、心がすっきりすると思います。小さな子どもと一緒だと、ただでさえ永遠に片付けている気持ちになりますよね。

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そういうわけで、私は毎日かなりサバイバルしてる気持ちだったのですが、そんな私の毎日を癒してくれたアクティビティをご紹介します。

私の運営しているウェブメディア、Spring Step で掲載した「子どもの自己肯定感をあげるための親子でできるエクササイズ」です。モデルの橋本麗華さんが教えてくださったのですが、これを一緒にやっていると、その日の素敵だったことが、浮き上がってきるだけでなく、子どもたちがどんなことに感謝の気持ちを持ったのかを聞くだけで、ものすごく温かな、優しい気持ちになるのです。そして、「毎日身体に感謝しながら行うセルフマッサージ」です。

私たちの毎夜のありがとうでできた壁は、最後にお世話になったホテルの方々へのメッセージとして残してきました。

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滞在中、ホテルスタッフは、敢えて自分たちと直接コンタクトがないように立ち回られます。その様子は、子どもたちにとって「なぜみんな私たちから逃げるの?」と眼に映るのです。自分から挨拶しても、誰もが自分たちを避けるように行ってしまう。隔離後の「出所」日、子ども達はパパに会うのを朝から心待ちにしていました。それなのに、夫が近づくと怖がって私の後ろに隠れてしまったのです。その後数日間、いつも仲良しの近所の方々からも逃げてしまったくらい、「人離れ」してしまいました。(すぐに戻りましたが)

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私は、いまでも海外渡航後の隔離生活をしなくて済むなら、家族のウェルネスのために絶対やるべきではない、子どもと一緒の完全隔離だと思っていますが、もしもやらざるを得ない状況になってしまった時には、子どもの時間の過ごし方の準備もさることながら、ママンのご褒美を忘れずに。

私としたことが! 私はここが完全に欠けていて、閉ざされた空間で心と身体がアンバランスな状況に陥りましたが、子どものウェルネスだけでなく、ママンのウェルネスもしっかりプランに入れておきましょうね。

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SHIGETA主宰、ホリスティックビューティーコンサルタント。美しい肌と体を育むためには心身のバランスこそが不可欠と考え、長年フランスおよび日本にてビューティーメソッドを探求。その経験と実績をもとにバイタリティー・コーチング®を考案。現在は、パリのセレブリティやアーティストのためのパーソナルコーチとして活動するほか、大手化粧品会社や美容機器会社のコンサルティング及びブランドスポークスマンとしても活躍中。近著に『「リセットジュース」を始めよう~パリ美人のダイエット』(講談社刊)など、著書多数。ナチュラルでホリスティックなライフスタイルウェブマガジンSpring Stepの編集長も務める。

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