幼稚園orプレスクール、どうやって選ぶ?

日本でも、特に都心では保育園、幼稚園、プレスクールへの入園は狭き門だとよく聞きますが、特にオリジナリティのある教育システムをもつ人気園への入園は、国を問わず難しいものです。

我が家の娘たちは生後18カ月から保育園に通っていました。そして2歳になる時、そろそろ別の幼稚園やプレスクールに変えていい頃かも?と、いくつかのスクールを見学に行きました。

私たちがタイに移住してきた時に、いま住む街を選んだ理由のひとつは、良質な教育を提供する学校があることでした。大きな街ではありませんが外国人が多いことから、英国のシステムのインターナショナルスクールもいくつかあります。私も夫も、ゆくゆくはふたりの第一言語が英語になってほしいと思っています。それは日本とフランスの混血で生まれ、タイで育ち、またデジタルネイティブな子どもなので、国境という概念が明らかに私たちの持っているそれとは違うものになると思ったから。その時に英語が自然に理解できなければ、話にならないでしょ! ……と、私たちのこれまでの経験からも、将来グローバルに生きていく選択肢をもつための「切符」だと思うのです。

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私たちは日常会話程度の英語はできるけれど、英語のジョークのニュアンスまでバッチリ理解できたら人間関係作りももっと違ってただろうな、と思うこともしばしば。(もちろんそれだけではないですが!)

近所に住む同じような多国籍家族とよく話していることは、インターナショナルであることは不十分、大切なことはグローバルであること。(これについては、また別の回にぜひ書いてみたいな)私流にいうと、ほかの文化や言語が存在していることを前提に意思疎通、相互理解をしようとする感じです。私たちが娘たちに伝えたいのは、世界のどこにいてもグローバルな思考で人とコミュニケーションをとることが、息をするくらい当たり前であるということ。

とはいえ、当時はまだ2歳。そこまでの高い教育システムが必要かと言われればそうでもなく、「学び」というよりは「遊び」が充実していることの方が大切です。そんな思いを胸に、2歳から入学できるプレスクールを2校見学しました。

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ひとつは、バリバリのブリティッシュインターナショナルスクールの幼児部、もうひとつはモンテッソーリ教育などアーリーエイジ教育を取り入れた2歳児から5歳児までが英語で学べるホームスクール。全然違うタイプのスクールです。

前者のスクールでは、子どもたちがしっかり列を作って、先生の言うことを聞いたり集団生活をしっかり学びながら秩序を持って遊んでいる。(ように見える)もう一方のスクールでは、そもそも校舎ではなく家で、庭には先生の手作りの遊具、子どもは裸足で庭を駆け回り、先生がギターを持って一緒に歌っている。タイ人の両親をもつ5歳の女の子が英語の本読みをスラスラとしてくれたことにびっくりしました。

2校を見学した後、私たちはふたり一致で後者のスクールを選びました。それは、遊んでいる子どもたちの顔がイキイキしていたからです。「別に2歳から聞き分けが良くなくてもいいよね。そんなに早くから集団生活を頑張らせなくても……」と話していました。
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子どもが全部で12人ほどのそのホームスクールでは、1日中わいわい無秩序に遊びながら、子どもが興味をもてる時間に絞って短時間に集中してギュッと学ぶという方法をとっていました。気分が向かなかったり、興味がなければその子は遊んでいるといったように、子どもひとりひとりを観察しながらその子のペースに合わせて教えていました。

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園庭には、遊具から落ちても痛くないように藁が敷き詰められていたり、幼児教育に情熱を持っている主宰者のご夫婦ならではの、さまざまな工夫が随所に滲み出ているのに好感を持ちました。ここでは身体を使うこと、頭を使うことの両方を思いきりさせてもらったと思います。

早くから学ぶことに興味を持っていたぐらは、先生も驚くほどどんどん吸収していきました。学びの時間になると庭に走り去って遊ぶぐりとふたりは対照的ですが(笑)、私たちも焦って勉強させようと思っているわけではないので、「興味をもてる時がやり時」と、ぐりにとってはいまじゃないんだなと思って干渉しませんでした。

次回は、どんどん成長するぐりとぐら、その後のお話です。

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SHIGETA主宰、ホリスティックビューティーコンサルタント。美しい肌と体を育むためには心身のバランスこそが不可欠と考え、長年フランスおよび日本にてビューティーメソッドを探求。その経験と実績をもとにバイタリティー・コーチング®を考案。現在は、パリのセレブリティやアーティストのためのパーソナルコーチとして活動するほか、大手化粧品会社や美容機器会社のコンサルティング及びブランドスポークスマンとしても活躍中。近著に『「リセットジュース」を始めよう~パリ美人のダイエット』(講談社刊)など、著書多数。ナチュラルでホリスティックなライフスタイルウェブマガジンSpring Stepの編集長も務める。

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