お腹の中から温まる！ 麻布十番で湯治スパ体験。

末端冷え性の編集TIですが、たまに温泉に浸かると、身体が芯から温まって時間がたっても手足までぽかぽか。明らかに自宅でお風呂に入った時とは違うな〜という実感があります。この温め効果を日常で体験できないものか……と思案していたところ、都会で暮らす人たち向けの“湯治スパ”がオープンしたとの情報が！ 早速行ってまいりました。

麻布十番駅からほど近い場所に、10月オープン。

温泉の療養効果で病を癒やす「湯治」のアプローチを取り入れた、「TŌJI TOKYO（トウジ トウキョウ）」。温泉シェール層から抽出したミネラルを独自の技術でミスト状にした「エアサプリ」を全身に浴び、内臓から温めて代謝を活性することで、ミネラルチャージすると同時に発汗してデトックスを促進します。エアサプリに含まれるミネラルの種類は、鉄、亜鉛、マンガン、シリカ、マグネシウム、カルシウムなど30種類を超えるそう。

ロッカーに荷物を入れたら、まずは全身をシャワーで流し、専用ウエアに着替えます。この時、髪は乾かさず濡れたままで。そのほうがミネラル吸収がよくなるのだとか。そして用意されたミネラルサプリ入りのお水や白湯をとり、しっかり水分補給します。その時の身体に不足しているミネラル分によって、酸味や苦味が感じられることも。受付で体温計を渡されるので、ミネラル浴前に体温を測っておきましょう。TIは36.0℃、平熱です。

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それではいざ、ミネラル浴へ。10分計の砂時計を持って「TŌJI-ROOM」へと入ります。エアサプリのミストが立ち込める室内。床には天然鉱石の玉砂利が敷き詰められ、その温まった石の上に横たわるスタイルです。何も考えずリラックスし、身体がじわじわ温まっていくのを感じながら、10分たったら休憩タイムです。

ミネラル浴の室内は、副交感神経を優位にしてリラックスできる40～41℃の温度に保たれています。

すでに汗だくのTI。ラウンジでミネラルサプリ入りのお水を飲みながら体温を測ってみると、37.5℃に上昇！ でも風邪で発熱している時のような辛さはなく、身体の深部だけがぽっと温かいような、不思議な感覚です。

10分ほど休憩した後、2回目のミネラル浴へ。さっきはうつ伏せだったので、今度は仰向けで横たわり、お腹の上に玉砂利を乗せて過ごします。内臓が温まってきたからか、胃のあたりがきゅるきゅると音を立て始めました。のんびり身体をゆだねていると、10分はあっという間に過ぎ、再び休憩ラウンジに移動します。

休憩ラウンジにはミネラルサプリ入りの水と白湯が置いてあり、好きなだけ水分補給。

ウエアを絞れそうなほどの汗の量です。体温は少しだけ上がって37.6℃。ミネラル水がおいしくてごくごくと飲んでしまいます。ミネラル浴は体調をみながら2～3セット繰り返すのがおすすめとのことですが、まだいけそうなので、3セット目にトライしました。今度は全身がまんべんなく温まるよう、仰向けとうつ伏せを交互に。3回目のミネラル浴を終え、体温を測ったら38.2℃まで上昇！　身体のだるさも、のぼせているような感じもなく、着替えた後も内側からホワ～ッと温められているような心地よさが続きます。

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ミネラル浴に訪れた人からは、冷えや肩こり、不眠など身体の不調が解消されたという声も多く寄せられているそう。TIの場合は手足まで温まったからか、その晩は深く眠ることができ、翌朝の目覚めがいつもより爽快だったのが驚きでした。

「トウジ トウキョウ」には2～3名で貸し切りにできるVIPルームがあるほか、フェイシャルとボディのトリートメントメニューやパーソナルトレーニングのオプションメニューも用意され、ひとりひとりのニーズに寄り添ったケアが叶います。これから寒くなる季節、都心にいながら湯治体験はいかがですか？

テラスも広々。いまはちょっと寒いですが、ミネラル浴後、風に当たりながらひと休みしたい時にいいですね。

※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。