<PARIS> パリの街が好きな理由。
See the World 2021.09.15
旅好きなモデルのエマによる連載「See the World」。今回は、パリひとり旅をした時の思い出を振り返ります。
この連載の第1回目でも少し触れた、パリ。
ここには本当に本当にたくさんの思い出がある。
初めてパリに行ったのは2018年。
学生時代の夢でもあったパリコレを観に行くため。
街にはスリが多く、ひとりで行くにはちょっと危ないとか、ネガティブな前情報が多く、しかもフランス語が全然わからない……
もうドキドキがいっぱいで。
シャルル・ド・ゴール国際空港に着いて、入国審査を済ませ、ホテルの部屋に着くまではずーっと緊張していたな。
でも、初めて降り立った時の感動はいまでも忘れません。
美しくて、みんながパリを好きになる、憧れる理由が一瞬でわかりました。
この写真は着いて最初に撮った写真。
この建物が何なのか、当時は分からなかったけど、
フランス国旗が見えてうれしくて、とっさに車の中から撮った一枚。
いまでも鮮明に覚えています。
初めてのパリ……
うれしくて毎日エッフェル塔を探してたな。
いろんな角度から、見つけるたびにドキドキしていた。
それ以来、パリには年に2回、
3月と9月のコレクション時期に行くことにしていました。滞在は大体10日間ほど。
観に行くコレクションに合わせ、スケジュールを組みます。
ショーの日は朝から動くことが多く、
朝食をホテルで済ませ、
ショーを観に行って、
そこから街中を観光。というのがお決まりの流れ。
年に2回行くこの旅が私の中で、
リセットでもあり、アップデートとインプットの時。
とても大切にしている時間。
コレクション期間中はなんだかんだ忙しく、あっという間に時間が過ぎる。
でもせっかくだし、いろんなことを吸収したくて、
たくさん街を歩いていろいろな場所に行きます。
旅先の建築や、出会う人に感動することは多いけど、
パリは格別。何度行っても。
やっぱり好きで、行くと優雅な気持ちになれる。
実はまだ一度もパリでメトロには乗ったことがありません。
コレクションの時は衣装を着てショーを観に行くので、基本的にはウーバーで移動し、
プライベートの時間は歩きと、Limeという電動スクーターを駆使して移動します。
パリの街は歩いているだけで楽しいし、そのほうが道を覚えることもできるので。
歩きながらお店を発見したり、肌でパリを感じながら楽しんでいます。
私はひとりで行動するのが結構好き。
ひとりの時間を持つことは、旅先ではすごく大切なことだと思っている。
だからひとり旅が好きなのかも。
来月もパリについて、お楽しみに♡
emma.xxx