ずっと大好き、セーラー服。

すっかり春めいてきましたね。マスク姿で目は充血気味。ひどい花粉症のため春は苦手ですが、薄手のブラウスやシャツに袖を通すと心が明るくなります。編集KHです。

突然ですが、お恥ずかしながら30代後半になったいまでもセーラー服が好きです。セーラー服というとなんだかコスプレマニアみたいですが、もっと具体的にいうと、セーラー服の象徴ともいえるセーラーカラーが大好きなのです。

自分自身がセーラー服を着て登校していた中学生のあのころは、逆に「もっとおしゃれな制服を着たいのに」くらいに思っていました。それなのに高校生がブレザーだったこともあり「なんか可愛いな」と憧れを抱くように。大人になって、セーラー服が海軍の軍服をベースにしていることを学んだり、映画『ヴェニスに死す』の美少年タジオのセーラー服に萌えてみたり。気がつけばヴィンテージや新しいもので、セーラーカラーの服をこつこつ集めるようになりました。

そんな中、もうあまりに素敵すぎて失神寸前だったのがエムエム6 メゾン マルジェラの展示会。こちらは2019年春夏「アヴァン・プルミエール」コレクションなのですが、「子供服」から着想したというセーラーカラーのトップやワンピースが勢ぞろいしていました。しかもセーラーカラーが大きく引き伸ばされていたり、スエットにスカーフを巻いていたりと、アプローチもとっても新鮮。もう入荷が待ちきれなくて、何度もお店に足を運び（入荷連絡をお願いしていたにもかかわらず……）、試着をし、悩み、最終的に私が選んだのはこちらのストライプ柄のスカーフ付きシャツです。