【だから欲しい、この時計】アールデコなデザインに惹かれて。ジャガー・ルクルトのレベルソ。

いい時計には求められる理由がある。そしてその理由も百人百様!フィガローエディターたちがいま手に入れたい腕時計と、その魅力とは?
今回はデジタル編集長 AKI IGARASHIが選んだジャガー・ルクルトをご紹介。


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「レベルソ・クラシック モノフェイス・オリジン」(SS、H32.5×W16.3mm、クオーツ)¥875,600/ジャガー・ルクルト

思い出のアールデコのデザインに心奪われて。
私にとって「レベルソ」は、"こうありたい"という自分を体現する時計。一見クラシックなデザインながら、くるりと反転する遊び心と機能美、その意外性に惹かれます。アールデコなデザインも魅力。この時計を見ると、幼い頃、祖母と時折訪れていた山の上ホテルを思い出します。幼いながらこのホテルに行く時は背伸びした感覚になったもの。この時計は裏にエングレービングができるので、娘のイニシャルを刻印し、いつか受け継ぎ、自分を少し高めてくれる緊張感の良さをこの時計を通して伝えたいな、なんて思っています。

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左:建築美を彷彿させるデザイン。プレーンのケースバックには、エングレービングやラッカー仕上げの装飾を施すことができる。デザインされたものはもちろん、オリジナルも叶う。下:アールデコの薫り漂う、お茶の水にある小さなクラシックホテル。©明治大学

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About Watch

1931年に誕生した「レベルソ」は、ゴドロン様式を象徴する3本の装飾をはじめ、アールデコの美をいまに受け継ぐ腕時計だ。この「レベルソ・クラシック モノフェイス・オリジン」は、初代レディスモデルの「レベルソ・ダム」から着想した、当時と同じクラシカルな小ぶりサイズ。かつてイギリス人将校の依頼でポロ競技の衝撃から風防を護るために誕生した反転式ケースは、レベルソのアイコニックな意匠。現在はエングレービングなどを施してパーソナライゼーションを楽しむためのキャンバスとして愛されている。

問い合わせ先:
ジャガー・ルクルト
0120-79-1833(フリーダイヤル)
https://www.jaeger-lecoultre.com

*「フィガロジャポン」2026年1月号より抜粋

2024年よりフィガロJPの編集長。プライベートでは4歳と6歳の母。子育てに追われすぎてなかなかできていない鼓のお稽古を再開したい。最近の至福のときは新しいクラフトビールの試し飲み。民芸好き。

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