表参道、モントーク。並木道を歩きながら、きっと、もう、気づいた人も多いはず。
モントークのウインドウには「BOUTIQUE KITSUNÉ TOKYO」の文字と赤毛のキツネのイラスト。そう、ミラノのGo Gallery、ロンドンのShop At Blue Bird、パリのcolletteに続いて、「Kitsuné」のポップアップショップがモントーク内にオープンしたのだ。
「Kitsuné」といえば、音楽レーベルとしてもアートシーンにおいても、そしてメンズ・レディスのコレクションを発表するブランドとしても、一目置かれるアーティスト集団。今回のポップアップショップでは、モントークスペシャルコンテンツとして「Kitsunéが見た日本」をテーマに、スペシャルアイテムを限定発売中だ。
このため、パリで活動をする「Kitsuné」のマサヤ氏が来日。
小学生の頃からフランス在住、元建築家のマサヤ氏。
――今回は「Kitsunéが見た日本」がテーマ。マサヤさんが見た日本、そして東京はどういう印象ですか?
Masaya:東京は瞬間的にたくさんのモノが存在し、消えていく街。パリはいかに長く存在させるかと考えてモノを作ります。フィロソフィーが違う。僕は、服作りにおいて、トラディショナルなものとモダンなものを交差させるのが好きです。だから、日本の、昔からモノ作りをしている人に出会ってみたかった。
――それが、ニットは新潟県五泉市で、キャンバストートは倉敷で、キャンバススニーカーはムーンスター福岡工場でと、この3箇所に決まったわけですね。
Masaya:そうです。去年の6,7月頃からいろんな工場を見てまわりました。自分の目で見て確かめて、ようやく"わかりあえる人たち"と出会えて、実現できました。
――マサヤさんの服作りに対する考えを教えて下さい。
Masaya:ドレスコードはトラディショナル、だけど、着心地がよくて、毎日着たくなる服。だから、今回も日本のトラディショナルな部分を取り入れて、モダンな要素を掛け合わせています。
――このポップアップショップもスペシャルアイテムも、トリコロールですね。
Masaya:パリがベース、これを伝えたかったんです。
スペシャルアイテムは「Kitsuné」のグラフィックデザイナー、アバケが描き下ろしたキツネのTシャツにニット、スニーカー、トートバッグ。いずれも、ファーストラインよりリーズナブルなのも魅力。
岡山県倉敷市で作ったというトートバッグ。驚きの軽さ!\12,600
ムーンスター福岡工場で作ったキャンバススニーカー。(FEMME)\8,925
ニットは新潟県五泉市で。本ラインのコレクションテーマ"ゴルフ"を反映させた。(FEMME)\15,750
ポップアップショップは、3月7日(日)まで。ぜひ、のぞいてみて!
東京都渋谷区神宮前6-1-9
フリーダイヤル 0120-298-133
営)11時~21時
無休 ※3月7日まで