ドリーミーなハワイウェディングをプロデュースした吉川ひなのさんにインタビュー。

インタビュー 2013.07.24

若いころからハワイが大好きで、その地に幾度となく訪れているという吉川ひなのさん。この度、リゾートウェディングのパイオニア、ワタベウェディングと強力タッグを組み、ロマンティックなハワイウェディングをプロデュースすることに! 愛し合う2人の特別な日を幸せで満たす、ひなのさんこだわりの2種類のウェディングプランについて伺った。

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----ひなのさんの夢を余すところなく詰めこんだという、2つのウェディングプランについてお聞かせください。
吉川ひなの(以下Y):企画をするにあたりまず頭に思い浮かんだのは、女の子が子どものころに夢に描いたようなウェディング。そこで、"キュートピンク&スイートリボン"をテーマに、ワイキキの喧噪を離れ、オアフ島とは思えないほど静かなリゾート地にたたずむ可愛らしいチャペル、「コナリオ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ」で、胸がキュンとするようなピンクが織りなすロマンティックな世界を創りあげました。

そして次に考えたのは、"ナチュラルフィールド&ヴィンテージ"がテーマの大人の女性のためのプラン。白とグリーンの草花が豊かに生い茂る草原の中を両手でかき分けて歩くような、厳かで上品なイメージを大切にしました。こちらのプランの舞台は、重厚感のある大人っぽいチャペル「ホヌカイラニ コオリナ・プレイス・オブ・ウェリナ」。伝統ある土地に建つチャペルの奥に広がる、雄大な海に調和するようなピュアホワイトのデコレーションを、存分に堪能していただきたいと思います。


----「コナリオ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ」でこだわった点は?
Y:ガラスのチャペルを見たとき、日本の女性たちが憧れるような可愛らしさに、私自身が釘付けになってしまったんです!ガーリーな世界観を作り上げるのに、これ以上のロケーションはないと思いました。そこで、大好きなピンクをふんだんに使って、キュートな式を演出することに決めました。テーマカラーをピンクにすることで、新郎の方はもちろん女性の方でも一歩ひいてしまいそうですよね。なので、蒼い海と絶妙なコントラストを奏でながら、花嫁さんが手に持ったときに最高に愛らしく見えるようなピンクのトーンにこだわり抜いたのが自慢です。新郎の元へと歩むバージンロードには、ふわふわの花を敷き詰めました。花嫁さんが歩くときにひっかからないように、私も実際にヒールを履いて何度も試しました。

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ブーケはウェディングデザイナーでフラワーデザイナーの立原綾乃さんと一緒に何度も試行錯誤し、ローズやカーネーション、トルコキキョウなどを混ぜたピンクのグラデーションミックスで、理想的なラウンド型に。ブーケに結ぶリボンも、たくさんの数のサンプルの中から縁がフリルになったアンティーク調のものを選び、大人の女性が持てるようなシックな雰囲気に仕上げました。

ケーキはトレンドのアイシングケーキで、シュガークラフトのリボンと、ティアードになった花びらでデコレーション。ローズとリボンでボリューミーに飾り付けをしたフューシャピンクのテーブルクロスともマッチして、ドリーミーなテーブルセッティングが完成したと思います。


----上品さを大切にしたという「ホヌカイラニ コオリナ・プレイス・オブ・ウェリナ」でのこだわりは?
Y:こちらは、いわゆるハワイというイメージではなく、しっとりと落ち着いたヴィンテージ風に。ピュアな白と上質なレースを組み合わせ、上品で優雅なウェディングをイメージして創りあげました。まるで気持ちの良い風が吹き抜ける草原を歩くような、そんな心地よい空間を意識しました。

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ブーケには、おおぶりな百合をポイントに、小さな白い花とグリーンで立体的に形作り、清楚な世界観を演出。白い生花をあしらったケーキや、ブーケと同じ白とグリーンでシックにまとめたテーブルセッティングが、ウッディなチャペルと絶妙なハーモニーを奏でます。ふんわりとしたリボンに花嫁が包まれるような......そんな温かみのある空間をお楽しみいただけます。


----ひなのさんにとってハワイとは?
Y:ハワイは長い休みの度に訪れる大好きな場所。おかげさまで、ハワイ州観光局ロマンス親善大使も務めさせていただいています。昔は慌ただしくプランを立て、それこそハワイのすべてを盗み取るくらい、観光やアクティビティを満喫していました。今はハワイと一体になるというか、贅沢な雰囲気にただ身を委ね、家族とのんびりした時間を過ごすような楽しみ方に変わってきましたね。ハワイには遊びに行くというより、骨休めに帰るという感覚にシフト。仕事が好きなので、東京にいるとついつい忙しく働き過ぎてしまう。だから定期的にハワイに行って、娘のペースに合わせて生活する時間を取ることが、私には大切なんです。


----幸せな結婚式を夢見るフィガロ読者にメッセージをお願いします。
Y:ウェディングは、子どものころに「お姫様になりたい!」と願った、女の子の夢が叶えられる特別な1日。だからこそ、非日常のイベントを、非日常的なスペシャルな場所で行ってほしいんです。このハワイでのウェディングプランを通して、一生の思い出に残る素敵なウェディングのお手伝いができたらなと思っています。

ピンクでいっぱいのラブリーな世界は男性には勇気がいるかもしれないけど、ハワイの蒼い空の下でなら、きっと大丈夫!と思うはず。ぜひ、愛する女性の願いを叶えてあげてくださいね。


----では、プライベートな質問に。今夏のヴァカンスの予定はありますか?
Y:ハワイに行くと思います(笑)。彼は仕事が忙しいので、いつもは長く滞在できないのですが、今回はずっと一緒にいられそう! この夏は娘と3人でゆったりと過ごしたり、2人でデートしたり、家族で楽しみたいです。


----いつか行ってみたい旅のディスティネーションを教えてください。
 タヒチです! 実は、「hinano(ヒナノ)」はタヒチ語で「お花」という意味。名前の由来の地に一度は行ってみたと思っています。それから、アフリカのモーリシャスやイビザ島、メラネシアの小さな島々や沖縄でダイビングなど。やっぱり海の近くに惹かれてしまいます。
何度も訪れているパリにもまた行きたいですが、それは娘が大きくなり、もうちょっと私も大人になってからじっくりと楽しみたいですね。

「コオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ」でのプラン詳細はこちら

「ホヌカイラニ コオリナ・プレイス・オブ・ウェリナ」でのプラン詳細はこちら

photo:Raita Tsuchiya texte:Keiko Kamishita

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