鎌倉ウィークエンダー 実は名店揃い! 夏の鎌倉で食べたいアジア麺3選。

写真・文/長谷川真弓(エディター)

強い日差しが降り注ぎ、いよいよ夏本番。暑くなると無性に食べたくなるのがエスニック料理だ。鎌倉でランチというと蕎麦が有名だが、実はエスニック料理の名店も多い。その中から特におすすめのアジア麺をセレクト。なかなか気軽に海外旅行にも行けない昨今、鎌倉で東南アジアを感じてみては。

210713-kamakura-01.jpg昨年に引き続き、今年も海水浴場が開かれない鎌倉の海岸。海の家も建たないので、のんびりとした雰囲気。

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洗練された上品な味。

#01.クリヤムの「パッタイ」

210713-kamakura-02.jpgパッタイ¥1210(単品価格)。ランチには季節野菜のヤム(サラダ)と生春巻きがついて¥1300。

鎌倉駅西口を出て徒歩3分。御成商店街を入ってすぐ右手の細い道をすすむと現れるのは、一見カフェ風のシンプルな内装の店。ここが、地元で人気を集めるタイ料理店クリヤムだ。麺料理の定番人気「パッタイ」は中細の米麺を炒めたタイの焼きビーフン。エビが香ばしく、しゃきっとしたモヤシと砕いたピーナッツが良いアクセントに。たっぷりレモンを絞って食べるのがおすすめ。

オーナーシェフの河栗さんは、コロナ渦になる前まで毎年タイの東北地方や北部地方を訪れては食文化に触れていたそう。タイではどこの街にも市場があり、そこで仕入れたものを使うという地産地消が当たり前。タイと同じく鎌倉も、自然に囲まれた土地でおいしいものがたくさんあり、それを味わってほしいという想いから、毎朝レンバイ(鎌倉市農協連即売所)で仕入れてくる新鮮な野菜や、地物の海産物などをふんだんに取り入れた料理を心がけているのだとか。

8月は夏季限定メニュー「カノムチンナムヤー(タイ風のそうめん)」がお目見えするので、そちらもおすすめ。

210713-kamakura-03.jpgタイ料理屋らしからぬ、すっきりと上品な雰囲気の店内。

クリヤム

神奈川県鎌倉市御成町11-13第一興産26号館1F
tel:0467-25-1525
営)11:30〜L.O.14:30、17:30〜L.O.20:00
休)第2・第4火曜、毎週水曜日
http://kuriyum.com

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ほんのり辛い、ラオスの麺料理。

#02.フォー ラスカルの「カオソーイ」

210713-kamakura-04.jpg「カオソーイ」¥1000。テーブルに用意されている砂糖やお酢、ナンプラー、唐辛子などを少しずつ足し、自分好みの味にするのもおすすめ。

遅めのランチを食べる時、いつも選択肢の上位にあがる店が「フォー ラスカル」。というのも、昼どきはいつも行列ができる人気店なので、14時を過ぎたあたりの客足が落ち着いた頃が狙い目だからだ。店名の通り、フォーを中心とした店で、定番人気は「チキンのフォー」(¥900)なのだが、フォーと同じくらい人気のあるメニューが「カオソーイ」。

タイ料理のカオソーイはカレーベースだが、こちらはラオス風。鶏肉と野菜の出汁の澄んだスープに、トマトベースのピリ辛肉味噌が絶妙なバランス。中細の米粉麺をすすると、旨味と辛みが混じり合い、なんとも奥行きのある味わい。香草は別添えでもたっぷりと提供され、後味はすっきりとしているので、またすぐにでも食べたくなる。リピーターが多いというのもうなずける味だ。

210713-kamakura-05.jpg白を基調としたシンプルなインテリア。大きくとられた窓からは光が入り、女性ひとりでも入りやすい。

フォー ラスカル

神奈川県鎌倉市小町1-15-5
tel:0467-25-1238
営)11時〜17時
休)日曜、月曜
https://www.instagram.com/kamakurascal

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濃厚スープがやみつきになる、シンガポールの味。

#03.シカラボ 鎌倉の「ラクサ」

210713-kamakura-06.jpg写真手前:「ラクサ」¥1100。写真奥の「夏季限定 野菜たっぷり冷やしフォー」(¥1320)は、夏季のみ1日10食限定。

住宅街の一角、通りから一本入り、さらに細い路地に入った場所という立地。さらに営業は木曜から土曜の3日間のみとあれば、近所に住む人でさえ店の存在を知らないことも多い、そんな隠れ家中の隠れ家なのが、シンガポール料理のシカラボ鎌倉だ。店名のシカラボとは、「ここにしかないラボ」という意味。飲食店のほかに、料理教室や講座を開くなど、食にまつわるさまざまな試みをしており、入り口の扉も研究所のようなデザインとなっている。

今回紹介する「ラクサ」はスープが主役。エビの出汁にココナッツミルクがブレンドされた濃厚なスープに、レモングラス、赤唐辛子、干し海老、ニンニクなどが混ざり合った、深みとコクのある味わいがたまらない。麺は中華麺か春雨のどちらかを選ぶことができる。レモンとカレースパイスもついてくるので、途中で味変できるのも楽しい。ライス(¥220)を別で頼み、残しておいたスープにライスを入れて締める、という常連も。

210713-kamakura-07.jpgリゾート気分にひたれる店内。ディナータイムは地元の漁師さんから仕入れた食材を使った料理が並ぶ。

シカラボ 鎌倉

神奈川県鎌倉市材木座3-6-25
tel:080-3913-3625
営)11時30分〜14時30分(L.O.14時)、17時〜21時(L.O.20時)
休)日曜〜水曜
https://www.sgbkt.jp
長谷川真弓
大学卒業後、出版社に入社。女性ファッション誌の編集に携わり、2011年に独立。現在はフリーランスのエディター兼ライターとして雑誌やwebなどで活動中。2019年に都内から鎌倉へ移住。小学生の娘と幼稚園児の双子の母。

photography & text: Mayumi Hasegawa

出版社で女性ファッション誌の編集に携わり、2011年に独立。現在はフリーランスのエディター兼ライターとして雑誌やウェブなどで活動中。19年に都内から鎌倉へ移住。小学生の娘と幼稚園児の双子の母。

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