冬に贈りたい、鎌倉の手土産4選。

鎌倉ウイークエンダー 2022.11.22

長谷川真弓

鎌倉には沢山お店があるけれど、いざ手土産を買うとなるとあれこれ悩んでしまうことも。定番すぎてもつまらないし、好みの分かれる攻めたものには手を出しにくい…。そこで、鎌倉在住のライターがこの時期選んだのはこの4品。寒い季節にぴったりのあったかグルメから、定番商品のクリスマス限定パッケージまで、冬ならではの手土産をご紹介。

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Romi-Unie Confitureのクリスマス限定ジャム。イラストレーターのイザベル・ボワノ氏によるラッピングペーパーがホリデーシーズン気分を盛り上げてくれる。左から/Noёl(ノエル)、Caramel Noёl(キャラメル・ノエル)各¥1100(BOX入り)

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毎年楽しみにしているファンも多い
#01.romi-unieのノエルクッキー缶

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Noёl Cookie Can(ノエルクッキー缶)¥2200

ちょっとしたギフトを買おうと思ったら、まず行ってみるのが菓子研究家いがらしろみさんが2004年に始めたお店、Romi-Unie Confiture。季節の果物を使ったジャムを中心に素朴で味わい深い焼き菓子などが並ぶ。パッケージデザインがどれもかわいいのでギフト探しには最適のお店だ。

特に冬になると、この季節限定のクリスマスアイテムが出るので、見ているだけで心が弾んでしまい、用がなくても店内に吸い寄せられてしまうことも。

中でも毎年楽しみにしているのがノエルのクッキー缶。今年の新作は漫画家、安野モヨコさんがデザイン。星形がかわいらしいクッキーはさりげないスパイスの香りが効き、表面にまぶしてあるカリッとしたお砂糖が口の中で崩れていく食感がたまらない。

ほかにも、平澤まりこさんデザインのクッキー缶やアドベントカレンダー、シュトーレンなどあるので、クリスマスを迎えるこの時期にぜひお店に足を運んでみては。

Romi-Unie Confiture(ロミ・ユニ コンフィチュール)
神奈川県鎌倉市小町2-15-11
tel.0467-61-3033
営)10:00〜18:00
休)なし(年末年始除く)
https://romi-unie.jp/

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八角の効いた、ちょっと大人な味
#02.CIAO’S KAMAKURAの肉饅

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御肉饅、ガパオ饅各¥440

友人とのランチにたびたび足を運んでいる、鎌倉駅近くのエキゾチカ スープ&バー。スープが美味しいと人気のお店なのだが、ここのモーニングやランチセットの中から選べる肉饅が実はファンの多い逸品。

五香粉、特に八角が効いた大人仕様な肉饅なのだが、それをテイクアウトできる専門店が今年8月に同じビルにオープンした。

中身はもちろん、皮も手作り。季節によって発酵時間を調整しながらつくる生地は、ふわふわともちもちの食感が同時に楽しめる。

ほかにもブルーチーズの入ったきのこブルー饅、クミンやレモンをトッピングしたスパイシーキーマ饅など6種類の変わり種がそろう。

ほかでは出合えない、ちょっと変わった肉饅のバリエーションはホームパーティーに持っていくと喜ばれること間違いなし。蒸し立てをその場でほおばりたい場合は予約も可能。

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新しくメニューに加わったスイーツ饅も好評。左からごまこし餡の明月餡と、味噌白餡の包味餡(セットで¥500)。

CIAO’S KAMAKURA(チャオズ カマクラ)
神奈川県鎌倉市御成町14-6ウランブル鎌倉1F
tel.080-7082-1192
営)11:00〜18:00
休)月
https://www.instagram.com/ciaos.kamakura/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

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クリスマス仕様のパッケージがかわいい
#03.鎌倉紅谷のクルミッ子

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クルミッ子8個入(Xmas限定)¥1242※11月1日から発売。今年はあわてんぼうのサンタリスくんがテーマ。

鎌倉の定番土産として一二を争う、大人気のクルミッ子。自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込んだ焼き菓子は観光客だけでなく、ローカルにも大人気で、製造時にできる切れ端を袋詰めにした「切り落とし」の販売時はいつも行列ができるほど。

そんな、いつ誰にあげても喜ばれるお菓子なのだが、このクリスマス限定パッケージならさらに特別感もプラスできる。日持ちするので手土産として渡しやすく、いくつか予備を買っておくと、急なお誘いやちょっとしたお返しに重宝している。

鎌倉紅谷 八幡宮前本店
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-12-4
tel.0467-22-3492
営)9:30〜17:30、土日祝日〜18:00
休)なし
※営業時間、休業日に変更がある場合あり。公式サイトより最新情報をご確認ください。

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いつでも買えないからこそ、喜ばれる
#04.yugeの焼売

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ふんわり焼売(冷凍)6個入り¥1300

鎌倉で長く地元に愛されてきたレストラン「点心とお酒のお店 zebrA」。昨年閉店してしまい、またあの味が食べたい…と、閉店を惜しむ我々を喜ばせたのが、テイクアウト点心ブランド、「yuge」のスタートだった。

人気ナンバー1の焼売は、ゴロゴロしたお肉がぎっしり詰まって、肉汁もたっぷり。ボリュームのあるサイズ感で、ご飯のおかずにもお酒のアテにもよく合う。

現在は、朝食の店「朝食屋COBAKABA」にて、COBAKABA営業後の夕方からyugeの「チョイ飲み食堂」を開いている。そこに行けば、点心だけのテイクアウトもできるのだ。夕方にさっと寄って、その日の晩ご飯の一品に加えることもできる。

ただし、このチョイ飲み営業は曜日・時間限定。いつでも手に入るものではないからこそ、その人の喜ぶ顔を見たくてわざわざ買いに行ったという、プラスαの価値がある手土産になる。zebrAを知っている人はもちろん、知らない人でも食べると満足してくれること間違いなしの一品だ。

yuge
https://yuge-kamakura.com/
購入はこちら→朝食屋COBAKABA(鎌倉市小町1ー13-15)にて17時~21時(L.O.20時)にyugeの「チョイ飲み食堂」を営業。ふんわり焼売のテイクアウトはこの営業中に購入可能。(水、木曜定休)
問い合わせ: https://www.instagram.com/yuge.kamakura/
※朝食屋COBAKABAへの問い合わせ不可

text: MAYUMI HASEGAWA

長谷川真弓

エディター兼ライター。鎌倉在住、3児の母。大学卒業後、出版社に入社。女性ファッション誌の編集に携わり、2011年に独立。現在はフリーランスとして雑誌やwebなどで活動中。

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